新橋に新しく出来た立ち食いのお店
「UDON BUZEN Standing」に出かけて来ました。
「ぶぜん」と言えば、北九州(小倉市の方)を中心に広がるうどん店、津田屋流豊前裏打会の1つで、東京では神保町と千歳烏山に一般店「武膳」があったはずです。
そこの立ち食い店ということで期待に胸膨らみます。
場所は新橋二丁目交差点。駅からは徒歩3分くらいでしょうか。
お店は出来たばかりなのでとても綺麗です。さらに外観には暖簾などがかかっておらずお洒落な雰囲気。
店名も英語なのでパッと見うどん屋には見えませんが、看板にうどんマークが付いているのでお店を見つけるのは楽でした。
メニューはとても安くまさしく立ち食い価格。かけうどん300円から、きつね400円、とり天420円、とりちくわ480円、スペシャル天(詳細不明)でも570円、などなど。
メニューといい価格といい、近場のおにやんまを意識しているのかなーと思いました。
今回は鶏ごぼう天うどん500円を注文。
食券制なのですが、時間をかけて丁寧に調理したものが出て来ました。
うどんは武膳を思い出す、白くて細目なものです。
柔らか過ぎず、ムンニュリとした食感が楽しめます。少し量が少ないのが残念です。
天ぷらは揚げたて熱々のごぼう天+鶏天が2個。最初からダシに入っていて、かなりのボリューム。お得感があります。
出汁はやや薄目で、天ぷらの油が強かったためかあまり特徴がわかりませんでした。
立ち食いとしては特筆ものとしか言い様がない程、うどんもダシも天ぷらもしっかりしたものが出て来て、裏打会に偽りなし。満足度の高いうどんがいただけました。それでもほんの少しだけ物足りなさを感じてしまったのは、うどんの量が少なめだったからでしょうか。
お店には北九州名物のかしわにぎりも置いてあったので、それと一緒に食べるとベストかもと思いましたり。あと、天ぷらの別盛りが選べると嬉しいかもですね。そして、過去いただいた武膳のうどんは冷たいものの印象が良かったので、次回はそちらも試してみたいなーと思いましたり。