大塚に出来たうどん屋さん
「自家製麺 黒5」にお邪魔して来ました。
何でも、池袋の有名な焼き肉店のうどん屋バージョンなのですとか。
お店はJR大塚駅北口を出て何本にも分かれている道路の内、左側から2番目。富士そばや松屋がある道を真っ直ぐ進むとすぐに見えて来ます。
入り口はやや狭めながらも、店頭に看板が所狭しと並べられていてなかなか迫力があります。
店内は奥に細く、カウンター席がメインとなっています。お昼時を外した13時半頃の入店で先客は3人ほど。若い男性が3人ほどで仕事をされていました。
客との距離がとても近いのに、店員同士でずっとお喋りしていたのが気になりました。もう少しだけ控えていただけると嬉しいかなーと思いましたり。
メニューは、焼肉屋さんの別ブランドだけあって肉うどんを中心とした構成になっています。
その肉うどんが450円とかなりの安さ。いわゆるセルフでないフルサービスのうどん屋さんでこのお値段はかなり凄いのではないでしょうか。
その肉に卵が入った肉たまぶっかけも450円。素うどんは380円で、最も安い醤油うどんや卵かけうどんは300円。立ち食い並の価格です。
やや高めのメニューには、肉汁つけうどんや辛肉汁つけうどんがあり、こちらはほぼ倍の金額の850円です。
席に着いたらうどんの素揚げが出て来ました。
こういうさりげないサービスは嬉しいですね。
サイドメニューでかしわ天ぷら180円を頼んだら先に出て来ました。やや平べったい形のものが3つ。
揚げたてで噴出しそうになるくらいの熱々。添えられたゆず胡椒がまたたまりません。
うどんはスタンダードに肉うどんを注文。
お値段を考えたら茹でおきかなと思っていたのですが、意外にも15分ほど待って出て来ました。
当然茹でたてのうどんは、スタンダードな真四角の形状。味はやや塩気があり食感はモッチリとしています。
こういう肉メイン!みたいな売り出しをされているお店だと、とかくうどんは二の次にされてしまいがちですが、ここのはしっかり作っている感があって美味しいです。良い意味で期待を裏切られました。
お肉はスジ肉でしょうか?醤油色をしていて食欲をそそります。
いただくとサクサクっとした歯ごたえが感じられ且つ、お肉の甘みが口の中にジュワーと広がります。
ダシは色薄めの関西風のもの。特出したものはありませんが、旨みが染みてこちらもじんわり来るお味でした。
思っていた以上にコスパが良く、期待以上の美味しさでした。
先日行った「心晴」と傾向は似ていますが、こちらの方が関西風で上品な感じがしました。
お酒に合うメニューも多く、飲みにも〆にも使えそうなところが良いですね。