東京駅近くに、立ち食いの博多うどんのお店があると聞いて行って来ました。
店名は
「丼拓」。東京駅の八重洲口を出て、目の前の外堀通りを北に向かうと見えます。
店頭に燦然と踊る「博多」の文字。
店内は立ち食いとは思えないほど綺麗でスッキリとしたレイアウト。片付けをされていた女性店員さんも笑顔がステキでドギマギしてしまいましたり。厨房では男性が二人作業をされていました。
お昼時で先客はいませんでしたが、後から博多出身と名乗る方が入って来られていました。
注文は食券制です。
メニューを眺めると、まず目を引くのは「丸天うどん390円」、「ごぼう天うどん380円」の写真入りボタン。
どちらも博多うどんの代表的メニュー。嬉しくなってしまいます。
他は、かけうどん290円から始まって、かき揚げうどんやいか天うどん、カレーうどんなどおなじみのメニューが並びます。
蕎麦もやっていて、値段はうどんと一緒のようです。
壁には「固麺」と「柔麺」を選べる旨が書いてありました。
博多は柔麺で有名なのでこちらを選びたくなってしまいますね。ただし柔麺は通常メニューに50円増しとのこと。
どうも茹で具合ではなく作り方から違うようで、店員さんから「柔麺の方が美味しいです」と言われました。
それならまぁ、追加料金でも良いかと柔麺で注文してみました。
メニューはシンプルにかけうどん。2分ほどで出て来ました。
黄金色のダシが美しいです。
この色は確かに博多っぽい…と思いながら啜ってみると、あら、やっぱり美味しいじゃないですか。
何が突出して香るとかそういう感じではないのですが、旨みがしっかりと出ていて、価格からすれば間違いなくコストパフォーマンスは高いです。
そして別料金で頼んだうどん。
細麺で外側エッジがなく丸い外見をしていて、これも確かに博多っぽい…!と思いながらワクワクしていただいてみたところ、…ん?
博多独特のフワフワした感じというよりはモチモチ感が強く、ともすると冷凍うどんっぽいイメージ。
でも、言われてみればちょっと博多を中心に広がるチェーン店「ウエスト」を思い出すような…そんな印象でした。
先ほどの博多出身とおっしゃっていたお客さんがどういう印象を持たれたのか、少し気になりました。
(あ、お味は普通に美味しかったですよー)
ともあれ、コストパフォーマンス的には間違いなく高いと感じられる良いお店でした。
ミニ丼などもあるので、ガッツリ食べたい方にも良いと思います。