2013年の2月に開店を確認しつつも、なかなかお邪魔出来なかった高円寺の
「肉汁饂飩屋 とこ井」にようやく行くことが出来ました。
その名の通り、肉汁を中心とした武蔵野うどんを標榜したお店です。色々なページで拝見しても評判が良く、この時を楽しみにしておりました。
お店は高円寺駅から徒歩5分ほど。南口の大通りを道なりにしばらく進み、高円寺南4丁目の交差点を右折した先にあります。
看板には「庄司グループ」の文字がありました。調べたら、埼玉県の「本手打ちうどん庄司」が開かれている武蔵野手打うどんスクールで修行された方が開かれたお店、ということのようですね。
http://www.m-macs.com/33661/shoji/lst20962/index.html
店内は奥に長く、カウンター10席だけとなっています。カウンターの中では、3人の若い男性の方がお仕事されていました。
14時半の入店で先客は1人でした。
店頭には券売機があります。
メニューは、麺の量を選べる肉汁800円、田舎汁700円、カレー汁の三種類800円、そして肉きんぴらうどん並が850円となっています。
麺の量は小盛300gが基本料金で、並盛400g50円増し、大盛600g150円増し、特盛800g250円増し。肉増量は100円増し。
オプションとして、揚げ餅や茄子の素揚げ、油揚げのきざみ、きんぴらごぼうがありました。
カウンターにはお店のこだわりが貼ってあります。
小麦粉は埼玉県産の農林61号を数種類ブレンドしているそうです。同じ県産の同じ種類の小麦粉をブレンドとは凄いですね。
また、胚芽入りの全粒粉を使用されているとのこと。
今回は肉汁うどんを小盛りでお願いしてみました。
10分以上待って、きちんと茹で立てが出て来ました。
うどんは、一瞬「はい?」と目を凝らして二度見してしまうほどの極太麺です。色は褐色で見るからに固そう。
やや平打ちっぽいのは、茹で時間を考えてのことでしょうか。
いただいてみると想像通りにガチガチです。
粉の香りはしっかりと感じられますが、それ以上に中心部が生っぽいのが気になったので、肉汁へと静かに沈めてみました。
ずいぶん時間を置いて揚げてからいただいてみましたが、やはり真ん中が気になりました。個人的には「あつもり」の方が良いかもと感じました。
肉汁は焦げ目のついたきざみが香ばしく、お肉、葱もガッツリと入った男の味。
醤油が強めですが、力強いうどんにはこの位が絶対に合うと思いましたり。最後はスープ割りしていただき、美味しくいただけました。
ちょっとラーメン屋を思い起こさせる硬派なうどん屋さんでした。
かけうどんタイプのメニューも試してみたいですね。