実家に帰るついでに、笹塚の「みらい家」にお邪魔してきました。

　2012年7月に開店した武蔵野うどんのお店ですが、同場所では10年間夕方から豚しゃぶ屋「炭豚豚」を営業されていまして、そこで提供し続けてきた宮崎豚「参協味蕾豚」を使用した豚汁を出してくれるのですとか。　お店は駅前南口、TSUTAYAのある商店街を入った先にありまして、お洒落な居酒屋さんを居抜きで使用されているような印象。
　…と言いますか、10年前から豚しゃぶ屋さんを営業されているのですから当たり前ですね。

　店内はやや暗めで奥に長く、入り口そばにはこじゃれた個室っぽい席、その先にカウンター席が並び、さらに奥にも席がありそうです。キャパは20席くらいのようです。

　カウンターのすぐ向こうで、ご年配のご夫婦らしき方お二人で作業されていました。お昼時入店で先客はなしでしたが、後から4～5人の方が入って来られていました。　メニューは豚汁もりうどん、ざるうどん、釜玉うどんの三種類。
　それぞれ小盛、中盛、並盛、大盛と量が選べます。小盛は300gで、50gずつ50円ずつ値段が上がるシステムです。

　一番安いのはざるうどん小盛で500円。高いのは豚汁大盛800円。豚汁はその上に特盛がありまして、これはうどんのグラム数を指定して注文出来るようです。

　他、トッピングとしてかいわれ大根や青菜、天ぷら類が揃っています。
　今回はもちろん、名物の豚汁もりうどんを小盛で注文。10分ほどで出て来ました。　うどんはやや平打ちっぽいねじくれまくったもの。黄褐色をしていてザ・地粉といった雰囲気。北海道産小麦を100%使用しているそうです。

　噛むと瑞々しさが感じられるやや固めの食感。粉の風味もあって美味しいです。ただ茹でている最中に切れてしまったのか、少し短めのうどんが多いのが気になりました。

　上手く言えないのですが、イメージとしては「武蔵野うどんを売りにしている地域で普通に出されていたら普通に良い評価をされていそう」なうどんでした。
　…済みませんわかり辛いですね＾＾；　ダシは甘めでとにかく濃い目。力強いうどんに良く合います。
　「参協味蕾豚」はタップリと入っていて、これがしっかり味があって美味しかったです。　外から店内が見えないので入るのに少し勇気が要りましたが、接客は良かったですしうどんもきっちりしているお店でした。
　また、やや入りにくい外観なのにちゃんとお客さんが入っている所に、笹塚に住まれている方の感性の鋭さを感じてしまいましたり。
　良いお店だと思います。