会社の半休を取って、新中野の
「こめんこ屋」にお邪魔して来ました。
幡ヶ谷、そして
五反田に店舗を構える、個性的な武蔵野うどんのお店「めんこや」の支店…のはずだったのですが、笹塚にいらした大将が今はこちらで腕を振るっているのですとか。
場所は新中野駅と中野坂上駅のちょうど中間辺りにあります。青梅街道を中野坂上方面に向かって10分ほどで、豪快な看板が見えて来ます。
店内は雑然としており、テーブル席と背の高いカウンター席で合わせて15人ほどは座れそうです。
駅から遠い場所にあるにもかかわらず、お昼時入店で店内満席と大人気。後からどんどんお客さんが入って来ます。
メニューはめんこやと大体変わらず。
ぶっ玉うどんや肉汁うどんを中心とした武蔵野系、また親子釜玉うどんやカタブラうどんなど、オリジナルなメニューも並びます。
そういえばこちらのお店、以前「王様のブランチ」で一位を取られたことがあるのでした。
徳光さんのお薦めはつけカレーうどんだそうです。
今回は基本に帰って王様のブランチ全国1位のぶっ玉うどんを注文。
約10分ほどで出て来ました。お客さんの数が多いので見込み茹でだと思います。
うどんはやや細めで、ねじくりねじくりとしていて、無骨な手打ちを感じられるもの。
いわゆる黒っぽい武蔵野うどんとは違い、こちらは群馬や北埼玉系の綺麗な白色をしています。
噛むと意外と柔らかく弾力があり、しかし手打っぽいムラのある固さがたまに歯を刺激するのが楽しいです。
うどんとしての甘みよりも粉としての風味を感じます。
ダシはどちらかと言えば醤油ベースのラーメンスープに近いもの。
もやし、味玉、豚ばら肉が乗っていて味わいコッテリ。どんどんうどんが進む味わいでした。
ただ、私がうどんのつけ汁に慣れてしまっているためか、脂の強さが少々気になりました。多分、通常メニューならもう少しサッパリしていると思います。
食べている時はあっという間だったので、やや量的には物足りないかな?と思っていたのですが、お店を出たら逆にお腹が膨れて苦しいくらいの感覚に。しっかりとした満足度でした。
めんこやさんは基本的にどちらにお邪魔しても安定したうどんがいただけるのですが、こちらは流石、大将が自ら携わっているだけあってレベルの高いうどんがいただけました。
そろそろこちらのかけ系やオリジナル系メニューも試してみたいですねー。