かねてよりの宿題店であった、渋谷の
「竹國うどん」にお邪魔して来ました。
埼玉県狭山市にあります「
大進食品」さんが運営する外食事業「竹國」のうどんバージョン。他に竹國ラーメン(西武ドーム)や竹國立ち食い蕎麦(上井草)もあるようです。
竹國うどんは他に堀兼、新狭山などにもお店があるそうです。
お店は渋谷駅新南口を出て、大通りを渡った先にあります。
看板に大きく「武蔵野うどん」と書かれているのは、やはり狭山市に本社を構える土地柄の強さ故でしょうか。
店内は小さめで、お店の中心を〆る背の高い厨房を取り囲むような形でカウンター席が配置されており、10人ほどで一杯になってしまいそうです。大将?らしき方がお一人で作業されていました。
13時頃の入店で先客は4人ほどでした。
メニューは券売機で購入する形になっています。
つけうどんタイプの肉汁に天ぷらと海苔が付いた(きくや風ですね)「肉汁ミックス」680円をメインメニューに据え、味玉をプラスした「肉汁デラックス」780円、スタンダードな「肉汁うどん」は580円となっています。
他にもカレーうどんや天玉うどん、かき揚げうどん、きんぴらうどん、肉うどんとバラエティ豊かに揃っており、天丼などとのセットメニューもあります。
ちなみに最安はかけうどん370円。リーズナブルですね。
面白いことに、後ろには蕎麦専用の券売機もありました。
他にも、うどんを地粉を使ったうどんに替えたり色々と出来るようでした。
今回はシンプルに肉汁うどんを注文。後から後からお客さんが入って来る中、10分ほどして出て来ました。
うどんは秩父方面の黒っぽいうどんを想像していましたがそうではなく、やや黄色みがかった讃岐に近いもの。
頑固そうな捩れた麺線にごわっとした表面は、どちらかと言えば埼玉北部方面のおうどんを思い起こさせます。
池袋の「うちたて家」のおうどんをマイルドにした感じと書くとわかりやすいでしょうか。わかりにくいか^^;
いただくとゴワゴワと口の中から音がしてきそうな食感。温かいつけ汁が良く合いそうです。やや塩味が強めで粉の風味も感じられます。
肉汁は長ネギ、油揚げ、豚肉。上に乗った水菜が良いアクセントになっています。
お味はやや脂が乗った癖のない旨みがずーんと舌から喉に押し寄せる感じ。うどんとは良く合いました。
渋谷でいただく武蔵野うどんとしては非常にリーズナブルで、また味も悪くなく好感が持てました。
私の後に家族連れが楽しそうにお店に入って行ったのが印象的でした。近くに寄ったらまたお邪魔すると思います。