※これは、2007年3月讃岐うどんツアーの続きです! 「
岩田屋」を出た後は一路坂出に戻りまして。
今度の目的地は「彦江」です。3年前にお邪魔した時は無念の臨時休業でした。今回リベンジであります!
お店は、3年前に訪れた時と全然変わらないたたずまい。あぁぁ懐かしいですね~。
彦江まで来たら連絡おくれ、との事でしたのでMOONさんが糧バラさんに連絡した所、わざわざ会社を抜け出していらして下さいました。おみやげどうもありがとうございます♪
店内はこんな感じ。奥では大将らしき方がバタンバタンと生地を伸ばしています。ここも製麺所。玉をまとめて籠に入れ、車に乗せて慌しく運んで行く姿が見えます。
お客さんはというと、入った所で列になって並んでおります。
おばちゃんが茹で上がったのでどうぞ~とおっしゃるのを皮切りに、皆が丼を手に持って、順番に玉数をおばちゃんに告げます。玉を受け取って、後はうどんを温めるも(ここはテボがあります)ダシを注ぐも貴方次第。
店内の製麺スペースの反対側に、お客さんが食べられる様にスペースが用意してあります。席に座ってもぐもぐ。
うどんは極太でもっちり。迫力を感じるうどんです。うどんに厚みがあるせいか粉の風味を強く感じられ美味しいです。今回はひやあつで頂きましたが、この太さでしたら温かい方が、食感のバランスが良くて美味しいかな~と思いました。
ダシはイリコを感じる旨味の濃いもの。広がりと厚みを感じます。「讃岐うどん遍路」にはダシはイリコだけと書かれているのですが、それでこのダシは凄いですね~。美味しかったです。
ここも人気店ですが、従業員の方が凄く親切で、ホッとする様な雰囲気の中、うどんを食べさせていただけました。
人気店はこういう目に見えないものも含めて人気店なのだなぁ、という事を改めて感じさせられた、今日の「彦江」なのでした。
13:00 山内発13:30 黒川駅着 来た道を引き返します。車はちらほら見かけますが、相変わらず誰一人として歩行者と会わないまま黒川駅へ戻って来ました。
帰りの電車は13:58発。とりあえず誰もいないので、汗だくになったシャツを取り替えます。本を読んで待ってようと思ったら、ベンチに蜂がやって来て近寄る事すらも出来ませんでした…うーむ。仕方無いので駅の真下の自転車置き場で休憩。
13:58 黒川駅 ~ 14:15 琴平駅14:33 琴平駅 ~ 14:47 丸亀駅14:54 丸亀駅 ~ 15:02 坂出駅 そうこうしている内に電車がやって来たので、ガタゴト琴平へ。乗り継いで坂出に戻って来ました。
次の目的地はS級指定店
「彦江」。今まで昼までしか営業していないと思っていたので、今回のスケジュールでは絶対に行けないと諦めていたのですが、実は15:40~17:00の夕方営業がある事をこの度初めて知りました。
これなら何とかなるかもしれません。早速向かってみる事にしました。
坂出駅を北に向かうと大きい道路に面しますので、右へ曲がってひたすら真っ直ぐ。しばらく歩くとファミリーレストラン
「ぐりーんはうす」の看板が見えて来ました。ちっともグリーンじゃない所が怪しさ満載です。
このぐりーんはうす、「彦江」への目印としても有名です。交差点を右に曲がります。
「彦江」は住宅街にひっそりと佇むお店です。おまけにお店の形をしていないので、外見ではお店とわからない様なお店です。
ワタシ自身、何十回と彦江は写真では見て来たのですが、ここまで来ても全くそれっぽい建物が見当たらないのに呆然としてしまいました。しばらく進んだ所にある駐車場で彦江への道しるべを見て、ようやくこの方向で合っていると確信出来たのですが、これが無い時は結構苦労した人もいるのでは…と思います。
この時点で、何となく嫌な予感がありました、この駐車場で車に乗っていた人や、途中ですれ違った人が、みんなワタシを何か言いたそうな目で見るのですよ。
駐車場を横切って細い道へ出て、さっき通って来た大きい道の方向へ向かいます。どんどん道が狭くなって来て不安になりますが、構わず突き当たりまで直進。
15:35 「彦江」着 程無く「彦江」に到着。
あー何だ。
ちゃんと開いているじゃないですか。良かった良かった。不安になっちゃったじゃないですかーとホッとしつつ中に入ろうとすると、大将らしい主人が、
「ごめんなー。今日急用が入ってしまって、うどん作れそうも無いんだわー。」ガーン。 おまけに、多分明日も営業は出来ないだろうとの事。じゃあ今回の旅では彦江でうどんは食べられないという事じゃないですか…。やっぱり嫌な予感は本物でした。せっかく来たのに残念無念です。
という訳で、今回の「彦江」は
痛恨の臨時休業、無念の未食となりました。
「山内」を含めて、1日でちゃんとS級指定店4店を回れただけでも満足感はありましたが、でもやっぱり無念です。せっかく場所もわかりましたし、ここはもう一回来てやらないとですねー。