2010年にうどん好きな方の話題をさらいまくった、五反田の立ち食いうどん店「おにやんま」。
その2号店
「おにやんま 東品川店」が、2012年6月に満を持して開店したので、お邪魔して来ました。
最寄り駅は京浜急行青物横丁駅。駅を出て、目の前の大通り沿いをしばらく進むとあります。ビル(マンション?)の一階です。
店内は、五反田店の狭さを想像していると落ち着かない位に広いです(笑)。厨房を囲むようにぐるりとカウンター席が並び、別個にテーブル席まであります。キャパは20席ほどだったと思います。
そんな広い厨房で、ご年配の店員さんが一人で仕事されていました(でも、その後2人厨房に入られていました)。平日の昼入店で先客は4名でした。
メニューは五反田店とほとんど変わりません。こちらのおにやんまには椅子がありますが、一番安いかけ、ぶっかけ290円と価格も立ち食い並のままです。
とり天を始めとして、とりちくわ、肉、デラックスなどの定番メニューもそのままです。
おにやんまなので、「週替わり天」や「月替わりメニュー」も健在です。
こちらは厨房が大きいので、五反田とは微妙に変わっているというお話をお聞きしました。
今月(8月)の月替わりは「白貝と冬瓜の冷かけうどん」。並450円、大550円です。
という訳で、初めてにも関わらず月替わりメニューを頼んでみました。
店員さんが、冷蔵庫から具材が入った一斗缶(っぽいもの)を取り出して一品ずつうどんに乗せて行きます。最後にあんを乗せて出て来ました。
うどんは…うん。おにやんまの味です。自家製麺でうどん自体の甘みも感じられ、お値段らしからぬ完成度が流石です。
ただ、今回は時間的な問題もあってか、相当な量の茹でおきがストックされておりまして…。いただいたものもかなりの茹でおきでした。そのため、食感がボソボソブチブチとイマイチだったのが残念でした。
回転の良い時に来ないと、この辺りのタイミングは難しいものがありますね。
ダシはやはりおにやんまの味で、関西風にちょっとイリコを足したようなスッキリした風味。美味しいです。
これに冬瓜のあん、白貝の旨みが足されて、完成度の高い味わいをかもし出しておりました。おにやんまの煮物系の具材は外さない印象があって、毎回うなってしまうのでした。
おにやんまの2号店ということで、色々と期待と不安の入り混じった今回の訪問でしたが、変わらぬ美味しさにゆったりとしたスペースが加味されて、五反田とはまた違った良さが感じられました。
ちょっとだけ駅から遠くなってしまったのが残念ですが…お近くの方でしたら、足を運んでみても損はないと思います。