うどんレポを見に来て下さったお客様から、柴崎に新しい武蔵野うどんのお店が出来たよ!という情報をいただきました。
どうもありがとうございますー。ちょうど調布の実家にお邪魔する予定が出来たので、早速お邪魔してみる事にしました。
店名は
「一彩」。「いちや」と読むそうです。
場所は京王線柴崎駅を南側に出て真っ直ぐ。大通り沿いの菊野台交差点を渡ってつつじヶ丘方面を向くとすぐの所にあります。
2012年の4月に開店したばかりのピカピカの新店です。京王線沿線の調布近辺の武蔵野うどんのお店は主に府中に固まっているので、そこよりずっと手前の柴崎で武蔵野うどんがいただけるのは嬉しいですね。ちなみに駐車場も完備しているそうです。
店内は綺麗でざっかけない雰囲気。さっぱりとまとまっています。カウンターやテーブルなどキャパは25席ほどでしょうか。なんとなく家族経営っぽい、気取らないけど笑顔が素敵な接客が好印象です。
ビックリしたのが、店内ほぼ満席だったこと。日曜日13時過ぎの入店とはいえ、どちらかといえば住宅街よりの飲食店飲食店していない立地です。そんな中で早くも人気店の様相を呈していたのが凄いなぁと思いました。
但し書きには武蔵野うどんの特徴として、「武蔵野の台地で育った小麦粉を使用」「固くて少しぼそっとした仕上がり」。また、このお店では三種類の小麦粉を独自の配合で練り上げている旨が書かれていました。
メニューは武蔵野うどんらしくつけうどんが中心。肉汁750円を筆頭に、鴨汁750円、きのこ汁750円と並びます。
また、かけともりは500円。単品として海老やちくわ、舞茸などの天ぷらも用意しています。
(大きな写真はこちら) 盛りは普通盛が350g、中盛450gが同じ値段で選べるとのこと。大盛り600gはプラス100円。
また、肉大盛りが150円、鴨大盛りも200円で出来るそうです。
今日は肉汁を普通盛で注文。前に先客がいらしたので、20分ほどゆっくりと待って出て来ました。茹でたてがいただけるなら無問題です。
うどんは極太で色づいた、まさしくザ・武蔵野うどんといった趣き。手打ちかどうかはわかりませんが、結構ねじねじしています。
量はやや少なめに見えましたが、これはうどんが太いためだと思います。
口に含むと、粉の風味がぶんわりと広がります。但し書き通りボソボソとした食感で、モグモグ噛まないと飲み込めません。
うどんが太いためかちょっと茹で残りが多くて、肉汁に浸しても厳しい位、生っぽい食感の箇所が多いのが気になりました。
肉汁は関東風。
ですが醤油が前面に出ている訳ではなく、たっぷりと入ったネギ、豚肉の各々が各々を引き立てて、おっと思えるバランス感覚。これは美味しかったです。
うどんの生っぽい所だけが残念でしたが、それ以外は開店直後とは思えないほどしっかりした良いお店でした。
茹で具合のオーダーは出来るみたいなので、次回は柔らかめでお願いしてみようと思います。