会社帰りに電車が止まり、東十条から動けなくなってしまったので、開き直って十条の
「讃岐うどん いわい」まで歩いてきました。
行こう行こうと思いつつ実に2年ぶりの訪問となってしまいました。大将お久しぶりですm(__)m
夜8時過ぎの入店でしたがお客さんは絶えることなく、とても良い感じの雰囲気でした。
徳島産すだちととりの冷かけうどん500円+いなりずし100円
今回は徳島産すだちととりの冷かけうどん500円+いなりずし100円を注文。
注文を受けてからうどんを切って+茹でて下さいました。
細目でしなやかなうどんは固さもなく官能的なニュルニュル加減。
変わらぬいりこダシとさっぱりした鶏肉もまた美味しいです。
師匠の宮武とは全然違ううどんなのですが、丁寧な仕事は変わらず。どなたにでも胸を張ってお薦め出来るおうどんでしたのでした。
唯一残念だったのは天ぷらがなかったことでした。昼はあるそうですが、8月は夜の天ぷらありません…済みませんとのこと。復活を密かに心待ちにしております!
娘が寝ている間に家を抜け出して、十条にあるうどんの新店
「讃岐うどん いわい」にお邪魔して来ました。
場所は十条駅から徒歩5分ほど。商店街のあるアーケードをちょっと抜けて、しばらく進んだ先にあります。
「讃岐うどん いわい」は、越谷レイクタウンにあります「讃岐本手打ち いわい」の大将がこの5月に独立して出されたお店です。
大将は香川の名店「宮武」の大将の元で修行されていまして、「讃岐本手打ち いわい」は、ショッピングモール内のお店としては珍しく、捏ねから切りまで完全手打ちでうどんを提供するという試みのお店でした。(今もそのはずです)
そんなお店が十条に。この情報だけでどんなうどんが出されるのか楽しみになってしまいますね。
店頭ではうどんを伸している店員さんの姿が見受けられます。店内は広くはありませんが木のぬくもりが感じられる明るい雰囲気で、左手の背の高い厨房、そして壁沿いに椅子が並んでいます。
11時過ぎすぐの入店。先客は4人の家族連れさんでした。
メニューは宮武仕込の「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」に、「しょうゆ」「ざる」「湯だめ」と並びます。
お値段は全て並300円、大400円ととても安いです。
サイドメニューは天ぷらにお揚げなど。どれも100円とわかりやすい構成になっておりました。
今回はひやあつを注文。もうすぐ茹であがりますのでー、と店員さん。
5分ほど待って茹で立てが運ばれて来ました。美しい麺線がそそられます。
うどんはやや細め。四角く手切りなのだとは思いますが、麺線は揃っていて綺麗です。
いただくと、食感は茹で立てとは思えないほどに柔らかめ。しかし絹のような舌触りに、ふるふると歯にまとわりつくようなコシがたまりません。
昔、いわい大将の修行先の「宮武」でもうどんをいただいたことがあるのですが、その時はもっと麺線不揃いで茹でムラのある印象でした。
もちろん茹で上がりの時期などもあるとは思いますが、個人的な思いを書いてしまえば、その時の宮武のうどんよりも、いわいのうどんの方が好みの味でした。
ダシはこれまた香川を思い起こさせる、黄金からオレンジがかった色味にイリコぷーんな旨み。美味しかったです。
ちくわ天は合わせて注文。100円で一本丸々いただけます。
ちくわ天は揚げたてで出してもらえるので、もちろん熱々ではありましたが、こちらはうどんに比べると普通に美味しい、という印象でした。
美味しかったのでひやひやも少なめでお願いしてみました。でも、写真ではひやあつとほとんど変わりませんね(汗。
こちらはよりうどんの輪郭がハッキリ出るような食感に。しかし固すぎずダシとも良く合い美味しかったです。
想像以上に美味しいうどん屋さんでした。
去年は、香川らしいうどんを味わうならおにやんまがブッチギリだなぁと思っていたのですが、こちらはそれを(個人的に)上回る印象を受けました。
一度お邪魔してみても損はしないと思います。