会社帰りに「讃岐王」にお邪魔した後、少し足を伸ばして
「釜こしうどん 水道橋製麺所」にお邪魔して来ました。
讃岐王はJR水道橋駅東口側の大通り(白山通り)沿いでしたが、釜こしうどんは西口側の大通り沿いに建っています。駅からは徒歩3分ほどです。
釜こしうどんは、東京都は千代田区神田錦町にある飲食店企画・運営・コンサルティングの株式会社、ニューフィールドフーズが運営を行うセルフのうどん屋さんです。
こちらは2010年の開店で、他にも神保町に店舗があるみたいです。
「釜」が店名についている事もあってか、看板では「釜玉」と「釜揚げ」をメインに押し出している印象がありました。
窓から見える店内の手前側には製麺機が見えたので、やはりこちらでも自家製麺をされている様に見受けられます。
店内は入って左側に広く厨房スペース、そしてセルフの動線(入り口近くで注文、うどん受け取り→天ぷら→レジ)が出来ています。右側は一人でも座りやすい長机がズラッと並んでいます。30人ほどは入れそうです。
20時頃の入店で、先客は5人ほどでした。店員さんは釜番らしい若い男性の方が一人と、レジ担当のご年配の女性がお一人いらっしゃいました。
メニューはスタンダードなものが多いかな、という印象。
(大きなメニューはこちら) 釜揚げの並が280円、釜玉の並が330円から始まり、ほとんどのメニューが並なら300円台でいただけます。一番高そうな肉うどんでも480円。
大は100円増し。もちろんセルフの通路には天ぷらも並んでいました。
今回は「釜こし名物」と書かれた釜揚げうどん280円を注文。
お兄さんが手馴れた手つきで、右手の釜から大きな桶にうどんをスルスルと入れて出して下さいました。
うどんは所々やや平打ちっぽいところが見えますが、基本スタンダードな、中太で白くて四角いものです。
いただいてみると釜揚げだけに固さはほとんどなく、モッチリとした歯に心地よい感触と、かすかに甘味も感じられます。量も心持ち多めで楽しめます。
ダシは醤油と、それ以上に甘味の強いベターっとした感覚。多分熱いダシなので、余計風味が際立っているのだろうと思います。
ただ、このタイプのダシって釜揚げには滅法合うんですよね。生姜を入れると甘味が軽減されてまた良い感じ。ズルズルっといただけました。
極めてスタンダードな自家製麺系のセルフ店、という印象でした。それが悪い訳では全くなく、日常のお昼時はこういうお店が本当にありがたかったりします。
お近くの方には使い勝手が良くて、お昼ご飯の選択肢にしやすいお店だと思います。