遅い時間の会社帰りに、水道橋のうどん屋さん
「讃岐王」にお邪魔して来ました。
場所は東京ドームを横目に通り過ぎつつ、白山通りから橋を渡ってそのまま神保町方面に真っ直ぐ行くと、やがて右手に見えて来ます。
讃岐王は「サヌキング」と読むみたいです。
2011年秋の開店で、当初はセルフ営業のお店だったのですが、今年の3月に全面的にメニューや営業形態を見直し。「香川にこだわる讃岐王」としてリニューアルしたのだそうです。
店内は奥に向かって広がっていて、入り口右手には厨房、左手には手前からカウンター、奥にテーブル席が並びます。お客さんは30人以上入れそうです。20時半過ぎで先客は一人。
手前には大和製麺所の製麺機が置いてあるので、自家製麺は間違いなさそうです。
右手の厨房が奥に長いのはセルフの時の名残ですね。中では男性の店員さんを3人ほどお見かけしました。
いただいたメニューには「お昼ごはん」と書かれていましたが、夜も頼めるみたいです。
(大きなメニューはこちら) メニューを拘ってリニューアルされただけあって、名前も「きつねうどん 冬仕立て」に始まり、「海の香 わかめうどん」「自家製 大入り煮豚うどん」などどれも気合が感じられて美味しそうな雰囲気。
お値段は580円から、一番高い天ぷら盛り合わせが付く「天盛うどん」でも850円となかなかにリーズナブルです。
夜独自のメニューは
「讃岐三富 うどんすき」。
なんと一人前からうどんすきが頼めます。これは嬉しいですねぇ。お値段も1,280円~1,380円と、これまたなかなかにリーズナブル。
具材は香川県を代表するブランド肉「讃岐黒毛牛」「讃岐コーチン」「讃岐夢豚」が選べるそうですよ。
うどんすきも気になりましたが、今日はスタンダードなメニューが食べてみたかったのできつねうどんを注文。
10分ほどして出て来たのは…うおっ、超巨大な器^^;それに巨大なお揚げ、ダシはとろみ仕立てです。何だか意外なビジュアルですが、とても美味しそうです。
ではではいただきます。と、うどんを持ち上げてみると、あんが程好く絡み付いて良い感じ。
やや太めで色は白め。ちょっと乱切りっぽさの感じられる機械打ちでしょうか。食感はもっちりとしていて変な固さもなく、美味しくいただけます。
ダシは関西風で、いわゆるあんかけです。
やや旨味の強い印象で飲み応えがあるのですが、上に白髪ネギと生姜がたっぷり乗っているので、それが良いアクセントになって飽きずに飲み進められます。ただ、生姜の辛味が強すぎに思えたのは少しだけ残念でした。
お揚げは福井県は谷口屋さんの「竹田の油揚げ」を使っているそうです。
ダシに浸っていたので気付きませんでしたが、持ち上げてみてビックリ。凄い厚さです。といいますか、厚揚げなんじゃないかこれ^^;
驚きましたがでも正直、こうやって見てみると何となくお得感があって嬉しかったり。
お揚げ自体は美味しかったのですが、もう少し味が染みているともっと良いかなーと思いました。
あと、丼は超巨大なのですが具がうどんと厚揚げだけで、それが何だか寂しく見えたので、もう一つ位緑のものとか彩りが入ってくれると見栄え的に嬉しいかなー…と思いました。
セルフ店の印象で訪問した今回の讃岐王さんでしたが、意外や意外、しっかりとしたオリジナリティのあるうどん屋さんに生まれ変わっていて良い意味でビックリしてしまいました。
次回はうどんすきも食べてみたいですねぇ。