「
はいねぶZ」のはいねさんに教えていただきましたうどん屋さん、
「二代目甚八」にお邪魔して来ました。
最寄り駅は本郷三丁目。そこから歩いて10分ほどの車道沿いに建っています。
ホームページで確認するとどうも分かりづらいのですが、「甚八」は元々、甚八さんが讃岐の生醤油うどんに感銘を受けて開いた、三重県亀山市にある讃岐うどんのお店なのだそうです。
この二代目として出来た本郷三丁目のお店は、日本の文化であるうどんを、そして三重ブランドを本気で世界中に伝えたい。というこだわりで出来たお店なのですとか。
…何を言ってるかわからないと思いますが、自分でも良くわかりません。 美味しいうどんに三重の食文化を融合し、その良さを相乗効果で世界に広げようという事なのでしょうかね。
讃岐うどんとハッキリ店名に書いている甚八に対して、二代目甚八では三重県発自家製麺を前面に押し出していて、讃岐うどんという名前はあまり表に出していない様に見えました。
店内は広めにスペースが取られていて、大人数が座れるテーブル席が3つ、少人数で使えるテーブル席が少し、あと壁に沿ったカウンター席で構成されています。お店の奥の厨房スペースでは、たくさんの方が調理されている様でした。
40人以上は入れそうです。土曜日のお昼時で3割ほどの入りでしたが、多分平日ならかなりの混み具合なんじゃないかなぁと思います。
メニューは一番安いかけうどん420円から。
釜玉460円やおろしぶっかけ580円があるので、全体的には讃岐系メニューなのかなと思います。ただ、肉うどんは鈴鹿産さくらポークを使っていたり、お揚げは三重県産大豆を使っていたりと随所に三重ならではのこだわりが見受けられます。
サイドメニューにもささみ天やげそ天など讃岐系が並ぶと思いきや、にしんの甘露煮があったりもします。讃岐と三重のハイブリッドを目指しているのでしょうかね。
今回は釜揚げうどんを注文。7~8分ほどで出て来ました。多分見込み茹でなのだろうなーと思います。
うどんは太めでモチモチとした食感。
三重県産の小麦「あやひかり」と「ニシノカオリ」をブレンドして打っているそうで、釜揚げということも相成って小麦の甘味も香りも素直に感じられます。もの凄く個人的な感想ですが、食感的に、なんとなーく釜揚げに向いているうどんかなーと思いました。美味しかったです。
つけダシは甘味が強くて凄く濃いです。傾向は違うのですが、少しだけ宮崎の釜揚げを思い出しました。
こちらも太めのうどんには良く合って美味しくいただけました。
ささみ天150円も注文。平べったい形のささみがクロスされていて、シンプルな盛り付けなのになんだか美しい。
ちょっと固めでしたが揚げたてでしっかり美味しくいただけました。
全体的にリーズナブルなメニューの価格に好感が持て、またお味も全然悪くなくどれも美味しくいただけました。接客も丁寧で良かったです。
敢えて気になる点を挙げるとしましたら、やっぱり味とは関係ありませんが、三重押しなのにメニューが讃岐な事ですかね…^^;
讃岐系メニューと並べての提供でも良いので、出来れば伊勢うどんもメニューに加えていただきたいなぁ~…と、勝手に希望してしまいましたり。