会社の先輩から「稲荷町に新しいうどん屋出来たよー!」との情報をいただいて、早速昼休みにお邪魔して来ました。
店名は
「丸辰」。自家製麺の讃岐うどんのお店だそうです。
場所は稲荷町から浅草通りを浅草側へと向かってすぐ、歩道橋のそばです。「春仙」をご存知の方は、お店があった所の大通り沿いすぐと書くと、わかりやすいかもしれません。
店内に入ると、厨房が左手に客席が右手に。小さいカウンター席とテーブル席があって20人ほどは入れそうですが、お昼時のため全てのテーブルがお客さんで埋まっていて、さらに店内も席待ちのお客さんが立っています。
席間があまり広くない事もあり、そこかしこから「ギュウギュウ」と音と熱気が伝わって来そうな雰囲気でした。
席に置かれたメニューには、香川県で製粉された最高級の小麦を使用した自家製麺と、国内産の削り節を厳選してダシを作っていますとのこだわりが書かれていました。
メニューは先頭に、芝海老のかき揚げとお揚げの乗った「丸辰うどん」750円が記載されていて、さらに「豚牛ダブル肉うどん」680円、「あげ餅青しそ梅うどん」730円、それからかしわ天うどん、かしわ天ざる、濃厚カレーうどんと並びます。
それぞれのぶっかけタイプや、温玉明太バターうどんなんてものもあります。
サイドメニューとして、小丼や天ぷらも揃っていました。
今回はかしわ天うどんを注文。10分以上待って出て来ました。
丼の中には大きめのかしわ天が3つ、そして何故か嬉しい巨大なお揚げが乗っていました。
ダシは黄金色をした関西風っぽいお味なのですが、割と塩気が多く、かなりしょっぱめに感じます。
うどんはかなり量が多めで、やや太めで四角。もっちりとした食感。うどん自身の味につきましては、ダシが強すぎる事もあって恐縮ながら自分には良くわかりませんでした。
かしわ天は揚げたてで迫力満点で美味。これだけでお腹一杯になれそうでした。ただ、少し油が多めなのか、出て来た時点でダシにかなり油が浮いてしまっていたのが残念でした。別盛りなど選べると、もう少しダシの印象など変わっていたかもしれません。
お揚げも普通に美味しかったです。
サイドニューでそぼろ丼も頼んでみました。二色そぼろの味付けはやや甘め。
こちらもご飯多めで嬉しいのですが、そぼろの量がちょっと少なかったのが残念でした。とはいえ卵も乗っているので、ご飯が余る事もなくいただけました。
食べ終わる頃にはすっかり満腹になっておりました^^;
こちらは先輩が頼んだ丸辰ぶっかけ(温)750円。
一口だけいただきましたが、こちらでもうどんはもっちり食感。ぶっかけダシは濃い甘めで大根おろしがもう少しあると嬉しいかなーと思いました。
讃岐うどんのお店を名乗っているのですが、全体的には量が多いガッツリ系な関西系のお店、との印象を受けました。
お昼時に量を食べたい、近場にお住い、またはお勤めの方にとっては、かなり使いやすい場所柄とお味のお店だと思います。