先日、食べログで発見してから、評判が良かったのでずっと行きたいなーと思っていました
「UDON STAND GOZ」にようやく行って来ました。
GOZは「五頭」と読むそうです。
なんでも、2010年10月に開店した、昼はうどん屋さん、夜は飲み屋としても楽しめるうどん屋さんなのですとか。
お店はJR三鷹駅北口を出て、目の前の三鷹通りを真っ直ぐ徒歩5分ほど。井の頭通りとの交差点ちょい手前の、左手一本入った所すぐにあります。
「うどんスタンド」という名前から、ごくごく一般的なうどん屋さんとは少し違うイメージを持っていましたが、そのイメージ通り、まるでお洒落なバーの様な外観。
お店は二階建てで、一階はL字型にカウンター席が並び、私は上がっていないのですが二階はアットホームな雰囲気のテーブル席があるそうです。
厨房には爽やかなお兄さんが作業されていて、可愛らしいお姉さんが給仕をされていました。なんでも大将ご兄弟とその奥様で切り盛りされているのですとか。
お昼13時半頃の入店で先客なし。後から若い方が何人か入られていました。
メニューは温かいかけうどんと冷たいぶっかけがそれぞれ500円から。
構成は讃岐+京都+オリジナルといった趣で、すだち醤油うどん、京都産九条ネギうどん、ちく天ぶっかけ、京ゆばあんかけうどんなどバラエティに富んだものが並びます。
なんでも「京風讃岐うどん」をイメージしているそうです。他に、おにぎり+サラダが付くランチセットや、期間限定のうどんなんてものもありました。お値段はどれも800円いかない位で、全体的にリーズナブルに感じられます。
今回は温かいとり天柚子こしょううどんを注文。
のんびり待とうかなーと思いながらスマホを弄っていたら、そこはかとなく早い時間(7~8分位?)でタイマーがピピピと鳴りました。
微妙な時間帯でしたのでどういう形式なのかわからないのですが、見込み茹でなのかな?という印象でした。
丼の中にはたっぷりのうどん、そして別皿にとり天が3個。それに柚子こしょうが添えられています。
うどんは心持ち太めの純白。噛むとちょっと柔らかめのもっちりもっちりとした食感。
自身がウマイよ!と主張するものではなく、ダシに浸かって初めて持ち味が生きる様なうどんでした。讃岐というよりは京風に近いのかな…?という気がします。
どちらかと言えば、ご馳走というよりは日常的にいただく様なうどんという印象でした。
ダシは一口啜るとバランスの良い旨味が広がり、後味にしっかりとした節系の風味が鼻に伝わります。目を閉じると、脳裏にダシの素材が浮かぶ様なダシです。
こちらも京風に近いと言えるのでしょうか。浮いている小ネギやあられも良いアクセントでいただけました。
少しびっくりしたのがとり天です。大きさとしては小ぶりなのですが、きっちりとした揚げたてで口に含むとジュワーという熱さと共に、鶏の旨味が口中に溢れます。
もちろん私の体調にも印象が左右されると思うのですが、少なくともこの時はえぇっ!?何だか凄く美味しいんですけれども!と思わず目を見張ってしまいました。
どちらかと言えば、揚げ方が凄くお上手!という印象を受けました。柚子胡椒もビターッととり天に合いました。
格安できっちり美味しいうどんをいただけるし、お洒落なので人も連れて行きやすい、身近にあると凄く重宝するうどん屋さんという印象を持ちました。
特に店員の若いお兄さんとお姉さん(多分「
うどん屋五頭のブログ」の看板娘さん)の接客と雰囲気が凄く良くて、それがまた居心地の良い空間を演出しておりました。
ここは夜の一品料理も美味しいそうなので、機会があればまた夜もお邪魔してみたいですね。
※追記店主は新潟出身なので「五頭」、京都での修行経験があり、また「
一滴八銭屋」の恵比寿店店長も勤めていらしたそうです。
ソースは開店当初にお邪魔されていた知り合いのお言葉と、「
一滴八銭屋ブログ」さん。