もう一月近くも前になりますが^^;
この日は会社帰りに夕食を食べに五反田に向かったのですが、目的のお店に振られてしまいまして。
そういえば、五反田には最近出来た新店があったなぁ、という事で、そちらにお邪魔してみる事にしたのでした。
店名は
「索餅」。この漢字で「むぎなわ」と読ませるそうです。
場所はJR五反田駅の西口を出ておにやんまの反対方向へ。大通りを入ってすぐ、綺麗なビルの一角にあります。
2011年7月に開店したばかりの手延べうどんのお店です。
壁には「平安京献上・手延べうどん」と壁に張り紙がされています。
wikipediaの聞きかじりで済みませんが、索餅は素麺の祖となったとも言われている食品で、確かに宮中では内膳司で作られて天皇に供せられていたのだそうです。
ちょっとした居酒屋の様な外観に、多分意識して少し薄暗めにしてあるのだと思います店内は奥に長く、奥に厨房。右手にカウンター席、左手にテーブル席が配置されています。15人も入れば一杯になってしまいそうです。
20時前の入店で先客は2人。店員さんは皆明るくて元気が良かったです。
メニューは手延べのお店なのですが讃岐うどんを意識している様で、ざるやぶっかけ、かまたま、かしわ天などのメニューが目に付きます。
見た所で一番安かったのはざるやぶっかけの680円でしょうか。ちょっと強気の値段設定です。なお、大盛りは150円増しです。
今回は肉つけ820円を注文してみました。これから茹でますので~とのお声をいただいて、待つことしっかり15分ほどして出て来ました。
ちなみにツボが蓋被っていて見えませんが、こちらに入っていたのは揚げ玉でした。
大きめの皿に綺麗に盛られたうどんはやや平打ち気味で、でも太さは中太といった所。稲庭うどんほど細くはありません。麺の端が広がっている辺りが手延べっぽい所なのでしょうか。
いただくと店名通り?まるでお餅の様なもっちりもっちりとした歯応え。腰があるといえばそうなのかもしれませんが、ちょっと表現が難しいのですが、個人的には冷たいのは
もっちりし過ぎかも…?という印象。
このうどんならば釜揚げ系か、もしくは温かいうどん、煮込み系なんて美味しいかもと思いました。小麦の風味は少し感じられました。
つけダシはネギ、豚バラ、油揚げなど入って迫力満点。
写真で見た感じでも、うどんよりつけダシの具の方が多いんじゃないか?といわんばかりのボリュームです。
こちらは醤油の風味がややしょっぱめの典型的な関東風の味付け。
他の方のレポートを見ていると、鰹などのダシが効いていて美味しいというものが多かったので、今回はたまたまその辺りの風味が飛んでしまったのかな?という印象でした。
少し残念だったのはうどんの量でしょうか。かなり少なかったです。正直、お値段を考えるとこの量は寂しいなぁと思いました。
とはいえ接客は丁寧ですし、外食の選択肢としても普通に選べるお店です。一品メニューもあり、飲みとしても楽しめそうな所が良いですね。
といいますか、むしろ飲みメインで、〆でうどんと考えればあのうどんはちょうど良い量かも…。
という訳で、人を連れてやや長居したい時などに、重宝しそうなうどん屋さんです。