「
はいねぶZ」を見てその名前を知りました、
「名古屋カレーうどん 煉」にお邪魔して来ました。なんでも、名古屋のカレーうどんの有名店「うどん錦」の直系店なのだそうです。
名古屋のうどんというと味噌煮込みやきしめんがパッと思い浮かびますが、カレーうどんもまた名古屋名物の一つです。そのカレーうどんが屋号に付いたお店が東京に進出して来た訳ですから、これは期待せずにはいられません。
お店は銀座の「
佐藤養助 銀座店」と同じ通りにあります。秋田と名古屋の名物うどんが銀座に並んでいるというのも面白いですね。
奥に細長い店内はカウンター席で、7~8人も入れば一杯になってしまいます。カウンターの向こうの厨房では大将らしき方が一人で作業をされていました。
お昼過ぎ、13時半頃の入店で先客はなし。土曜で人通りも少ない事を考えると、仕方ないのかなぁと思います。
メニューは屋号にもなっている名古屋カレーうどんが850円。他には肉うどん、きつねうどん、山かけころうどんと並び、ちょっと面白そうなつけ名古屋カレー冷やしうどんなるメニューもあります。
お値段は800円後半位のものが多く、ちょっと高めに感じられます。これは場所柄もあるかもしれません。
この日のランチは、カレーうどんの大盛り無料、ご飯一膳サービスが付いていました。
今回はスタンダードに名古屋カレーうどん850円を注文。大盛りもご飯もお願いせずに、普通盛りで頼んでみました。
それほど待たずに5分位で出て来たので、多分茹で置きなのだと思います。
カレーダシで見えないうどんを引っ張り上げてみました。
中太で四角くツヤのあるもので、噛むとやや固めながらもモッチリとした食感が味わえます。讃岐などと比較してもややモッチリが強い様に思えます。ややトロみのあるカレーとの相性は抜群です。
ダシは淡い黄色をしていますが、いわゆる「
古奈屋」に代表される様な乳製品は全く使わず、ウコンで出来た色とのこと。また、片栗粉も使っていないそうです。
飲んでみるとやや独特の風味。思っていたよりもサラサラしていて、サッパリとしていながらコクもあって美味しいですが、ごく個人的にはスッキリした印象が強く、もう少しだけ旨味の濃い方が好みかなー…とも思いました。
スープに浮いて(乗って?)いる油揚げはフワッとしていて、またスープの中に沈んでいた薄切りの豚肉は旨味があって美味しかったです。
東京ではあまりいただけないタイプのカレーうどんで、個人的には非常に楽しめました。
ただ、どうしても見た目の問題か、具材が少なく見えてしまって、お値段と比較すると物足りないといいますか、やや寂しいかなー…という印象を受けました。
大盛りやご飯をいただけばまた印象も変わると思うのですけれどもね。次回はお願いしてみようと思います。