武蔵小山にあります讃岐うどんのお店
「さぬきうどん香車」に行って来ました。読み方は「きょうす」だそうです。
なんでも大将は香川県の製麺機メーカー「大和製作所」直営の「亀城庵」出身で、千石の「
元喜」とは同門になるのですとか。これだけでも期待してしまいますね。
お店は東急目黒線武蔵小山駅から大通り沿いに歩いて10分ほど。黒塗りのカッコイイ建物が目印です。
店内はまるでバーを思わせる、黒を用いたシックで綺麗な空間です。広い厨房を取り囲む様にゆったりとしたカウンター席が並びます。見回した限りテーブル席はなかった様な気がします。
私の席の目の前にはうどんの生地を寝かせる保温庫、そして製麺機「若大将」がありました。
キャパは15人ほどでしょうか。お昼時を外して14時過ぎに訪問したのに7割ほど席が埋まっていました。厨房では大将っぽい方を含めて4人ほどの店員さんが動き回っていました。
メニューはかけ、ぶっかけ480円から、わかめやきつねや丸天、そしてかしわやごぼうなど天ぷらの付いたかけ、あるいはぶっかけやざるのメニューが並びます。お値段的には大体700~800円台が多いでしょうか。
かしわめしや天丼などとのセットメニューも見受けられます。大盛りは100円増しで、小盛りは100円引きとのこと。
今回は冷たいかしわ天ぶっかけ880円を注文。大体15分位で出て来ました。間違いなく茹でたてだと思われます。
かしわ天は小ぶりですが5個ほど入っていて物足りなさは感じません。ジュッと肉汁が溢れて良い感じの揚がり具合です。
ダシはイリコが感じられます。色は薄めで甘味は少なくやや辛め、スッキリとした味わいです。うどんとの絡みも良いです。
あぁ、美味しいなぁと思いながらいただいていたのですが、うどんに関しては少しばかり、オヤ?と思いました。
中太めで白くシュッとしたストレートな麺。噛むとやや固い食感。これが不思議な事に、うどんの芯を見てもちゃんと茹できれているにも関わらず、妙に粉っぽいのです。
たまたまなのだと思いますが、私がいただいたものに限っては、正直胃腸が強くないとキツイかも…^^;と思いました。
雰囲気は良いですし、接客にも不満はありませんでしたし、うどん以外が良く出来ているなぁと思っていたので、そこだけが、なおさら残念に思いました。
機会があったら温かいのも試してみたいですね。