日が明けて小倉2日目。本日向かいましたのは
「津多屋官兵衛」。
昨日お邪魔しました「久兵衛」と同じ豊前裏打会のお店。といいますか、実はこちら「津多屋官兵衛」こそが、豊前裏打会を生み出した総本家です。
場所はJR日南本線下曽根駅を出て、徒歩15分ほどの所にあります。
道筋としてはちょっと説明しづらい所でして、お店もやはりお客さんが車で来る事を想定しているのか、店横には巨大な看板、そして店前には広い駐車場スペース(20台)が取ってあります。
店内は手前にカウンター、左にテーブル席があり、駐車場に比べると少々こじんまりした雰囲気です。ちょっと食堂風でもあります。
厨房では「豊前裏打会」のTシャツを着た店員さん達が、所狭しとお仕事されています。若い方が多いです。
キャパは20人ほどだと思うのですが、開店直後の入店で先客3人。
その直後ガーッとお客さんが入って来て、開店20分頃にはあっという間に満席+待ち客が出る状況でした。さすが大人気店です。
メニューはかけうどん300円から。
きつね380円、わかめ400円、ざる、釜揚げ、ぶっかけ、ごぼうが450円とリーズナブルです。具材が乗ると少し値段が上がりますが、天ぷら類を付けてもほとんど600円台とお安めです。
今日は、先日から豊前裏打会のうどんにはこれが合いそうだなー、と密かに思っていた山いもぶっかけ580円を注文。
前のお客さんの分もあり、出て来るまで15分ほど待ちました。
うどんは、何だか量が多い様な気がします^^;
細麺で伸びのある平打ち、そして今日のは表面がツルツルしています。口に含むともにょーっと引っ張られるうどんに、とろろが絶妙の絡みでまとわりついて、うん。やっぱり美味しいです。
何となく、とろろとこちらのうどんの食感は似ている様な気がします。
ダシはやはり印象的には他の豊前裏打会と変わらず、醤油と鰹を感じる甘目のすっきりしたもの。安定して美味しかったです。
大きい看板や広い駐車場など、ドーン!とした外観とは裏腹に、内装はシンプルな食堂風の庶民的な造りで、少し意外な豊前裏打会総本家訪問だったのでした。
しかし出て来たうどんのお味はやはり素晴らしく、しっかりとした安定感に総本家らしさが垣間見えたのでした。人気も納得ですね。