お店が何処も閉まっていてお昼ご飯に悩む年末、地元の
「練馬ちゃんどん」が開いていたので駆け込んでみました。
大泉学園「とらのこ」の元大将が手がけた、うどん+ちゃんぽんで「ちゃんどん」を掲げるお店です。二回目の訪問。この日は大将と奥さん?らしき方の二人体制でした。
前回はカウンターだけの6席位のお店だと思っていたのですが、今回は隣の座敷席?みたいな所も開放されていました。
こちらは唐揚げもメインメニューなので、2個注文。
あれ?ここの唐揚げってこんなに大きかったでしたっけ?^^;揚げたて熱々で甘酸っぱいタレも美味。これで150円はかなりお得だと思います。
前回は看板のちゃんどんを頼んだので、今回はつけちゃんどんを頼んでみました。
こちらはつけ麺を連想していたのですが、どちらかと言えばセパレートタイプ。ちゃんどんの時と同じ丼が二つ、それぞれにうどん、たっぷりのスープ+具が乗っているというものでした。
今回はスープがかかっていないので、麺が素のままで味わえます。
お店ではこちらを「うどん」と呼んでいますが、極細やや平のやや縮れが入った麺にガチガチっとした食感は、やはりラーメン系のそれを連想させます。
ただ、それがどうこうと言うつもりは全くないです。食事としては普通に美味しくいただけますし、個人的にも好きな麺です。
スープはキャベツ、もやしなどたっぷりの野菜に豚肉が乗り、さらに干し海老の老獪な旨味が底に潜んで多重的な美味しさを感じさせてくれます。ここのスープはとても好きです。
無理矢理難を言えば、具材がど真ん中に乗っているので、麺が入れ難かったくらいでしょうか^^;あ、あと、つけ麺タイプだからか、前回いただいた時よりも味付けを濃く感じました。
何か割れるものがあるとスープも飲み干せて嬉しいかなーと思いました。
大泉学園の有名ラーメン店「とらのこ」の大将が、新たなフィールドとして、練馬「肉汁や(閉店)」、石神井公園「肉汁やZERO」と次々うどん屋さんを開店。元ラーメン屋店主ならではの斬新なつけうどんが話題になりました。
その大将が練馬に新たに開店したお店が
「練馬ちゃんどん」。
かん水を使わずに小麦粉と塩だけで麺を作り、それをちゃんぽんと融合させた「ちゃんどん」、そして唐揚げのお店なのだそうで。
お店は西武池袋線練馬駅の西口を出て、「らーめん大」脇の道を斜めに入り真っ直ぐ。目白通りの手前に看板が見えて来ます。
2011年8月4日にオープンしたばかりだそうです。
地下にあって、外観、店内共に小料理屋か何かを改装した様な雰囲気。座敷もあるらしいのですが、私が見たのは奥にあるカウンター席6席のみ。手前の食券機で食券を買って渡すシステムです。
お兄さんがお店を一人で切り盛りされていました。14時頃入店で先客5名とほぼ満席でした。
メニューはシンプルに「ちゃんどん」700円から、「辛ちゃんどん」「つけちゃんどん」「辛つけちゃんどん」の4種類のみ。ランチはライスが無料だそうです。
唐揚げは2個150円から1個増える度に50円値段が上がるシステムです。
今回はベースとなるちゃんどん700円を注文。前のお客さんの分もあったので、10分ちょい待ちました。
出て来たちゃんどんは…うん、ちゃんぽんですね完全に^^;
具はうずら、きくらげ、もやし、キャベツ、イカ、エビ、豚肉など入って盛りだくさん。野菜はシャキシャキ。美味しいです。
スープは豚骨ベースだと思います。ラーメンに詳しくないので全然参考にならないかもしれませんが(済みません)、やや塩気が強く感じるものの全然許容範囲内。旨味が強いです。レンゲで掬うと干しエビが入っていて風味豊か。美味しくいただけました。
うどんは特注麺とのこと。細くてやや平打ちっぽく縮れていて、色が白くなければ普通にラーメンと間違いそうです。
いただくとポキポキと独特な食感があり面白いのですが、失礼ながら二子玉川の「どんたく」や福岡の「棚膳」などとは違い、最後までうどんを食べているという実感は得られませんでした。
唐揚げは3個200円でお願いしてみました。油淋ソースとマヨネーズが選べるので油淋ソースを。
こちらは計算して、ちゃんどんと同時にきっちり揚げたてを出して下さいました。一つ一つのサイズは普通よりも少し大きめ、さくさくした衣の食感、揚げ具合も上々で熱々の美味しさ。
油淋ソースも良かったのですが、ちょっとしかかかっていないのが残念でした。
ちゃんどんも唐揚げも非常に完成度が高く、食事そのものは満足出来たのですが、最後まで「うどんを食べた」という印象が持てず、何とも不思議な感じになりながらお店を出て来ました。
ただ、これは私が間違っているのだと思います。こちらはうどんではなく「ちゃんどん」のお店ですので。
食事として利用するにはとても良いお店だと思います。