2011年6月1日に、五反田ガード下にオープンしましたグルメ横丁「五反田桜小路」。そこに
「かな泉」が東京初出店されたというニュースを開店当初にお聞きしました。
香川の「かな泉」といえば、宇多津の「おか泉」の大将の修行元であり、また関東でも大宮の「やま泉」の修行先でしたり、讃岐うどんの老舗中の老舗とも言うべきお店です。
いてもたってもいられなくなり、実は先だって開店後初の週末(6月4日)に突撃したのですが、その時は中休み中でしたのか看板は出ているのにドアが開かず店内真っ暗…(TT)今回満を持しての再突撃となりました。
お店は、桜小路の細い路地を通っていった中程に建っています。…あぁ、良かった。今日は開いてる(TT)
…と言いますか写真にも写っている店頭のお二人、知り合いじゃないですか(笑)。飛んで火に入るなんとやらと言いますか、即座に捕縛されてしまいました。
店内は二つの小さい建物が中で繋がっていて、片方は調理場と細いセルフスペース。奥に食べるスペースが20席ほど。20時辺りの訪問で、この日は7割ほど席が埋まっていました。
メニューは全体的に安めの構成になっていて、かけ1玉300円から。つけ、ぶっかけ380円、おろしぶっかけが430円。1.5玉はそれぞれ50円増し、2玉は100円増しです。
天ぷら類も豊富です。先に食べ終わっていた知り合いが写真を見せてくれましたが、海鮮かき揚げがとても巨大でボリューム満点な印象でした。
ちなみに、夜の訪問だったせいか注文はセルフ形式ではなく、普通に注文を取りに来て下さいました。
店員さんにお薦めをお聞きしたら、つけうどんが良いとの事でしたのでそちらを注文。
10分ほど待った後、きちんと茹でたてで出して下さいました。
うどんはやや細めで少し透明がかった綺麗な麺線。表面がほろっと崩れていて手打ちである事を感じさせてくれます。
口に含むとむにょーんとしたとっても素直な伸び。冷たいけれども柔らかくて粘りのある好みの食感です。ほのかな香りも感じられました。
ダシは関東風に近い醤油の強いもので、こちらは匠の技が感じられるうどんに比べると普通に美味しいなーという印象でした。
ちくわの一本揚げ130円も頼んでみました。こちらも揚げたて。
噛めば歯の間からシューっと音が聞こえてくる程に熱々でジューシー。とても美味しかったです。
実は「かな泉」五反田店では、「かな泉」丸亀店にいらした大将が麺を打つという話だったのですが、諸々の事情で開店当初はそれが出来なかったらしいのです。
訪問時(6/28)は無事、大将の手打ちがいただける様になっていたのですが、6月末に今度は大将自身が五反田からいなくなってしまうそうです。
7月からの予定はほとんどお聞き出来ませんでした。また情報が得られましたらどちらかでお伝えしたいと思っています。