JR新橋駅は香川県、愛媛県のアンテナショップがあるのでちょこちょこと立ち寄ります。そちらは大きい通りに面していて夜は意外と静かな印象がありました。
今回は珍しく反対側の出口を出てみました。こちらはうってかわって煌びやかで、サラリーマンやOLが溢れていてとても賑やか。そんな飲み屋街を抜けた先に、今回の目的地
「饂飩みなと屋」はありました。
なんでもこちらは2011年5月16日にオープンした、「牛もつとろみ油かすうどん」と「やみつきカレーうどん」という二大メニューの専門店なのだそうです。店頭には大きなメニュー名を掲げた看板が並びとってもユニークです。
店内はテーブル席が2つとカウンター4席ほどの小さなスペースです。
お世辞にも広いとは言えませんが、まだ内装新しく明るく綺麗で雰囲気は良いです。また店員さんも丁寧かつハキハキしていて好印象でした。
20時頃の入店で先客は4人。両方とも20代くらいのカップルの方でした。
メニューは看板となっている「牛もつとろみ油かすうどん」が690円(オープン価格:通常価格720円)。「やみつきカレーうどん」が790円(オープン価格:通常価格820円)となっていて、わかめやとろろ昆布、チーズなどのついた派生メニューが脇に並びます。
複合技の「牛もつ油かすカレーうどん」は960円(オープン価格)。また、うどんが巾着に丸々入った「巾着カレーうどん」など、面白そうなメニューもありました。ランチ時はご飯がついたランチメニューもあるみたいです。
ちなみに注文は食券制で、店頭にある「土三寒六」でも見られたタッチパネル式の食券販売機で食券を購入します。
今回は牛もつとろみ油かすうどん690円を注文。極太麺と普通麺が選べたので、今回は普通麺でお願いしました。(後で調べたら、お薦めは極太麺の方みたいです^^;)
5分ほどして出て来たうどんは大きな丼に入っています。うどんの上にはわかめ、水菜?ネギ、そして細かい油かすが乗っています。
ダシはメニュー名通りとろみがついていて、そのためかとっても熱々。冷ましながらいただいてみると、
??これはうどんダシ??とビックリしてしまう位の不思議なお味。何だか鶏スープの様な印象を受けました。
ホームページを確認しますに、鰹節と昆布の旨味、油かすのコラーゲンのお味なのだそうです。不思議な印象を受けたのはとろみのあるせいでしょうかね。旨味は充分感じられますしうどんには良く合います。
うどんはやや細めで四角く半透明。モチモチとコシの感じられるシンプルなもの。普通に美味しいのですが、ダシの旨味が強いため失礼ながら
「あぁ、これは極太麺の方が合いそう…」と思ってしまいました。次回は極太麺ですね。油かすは細かいのがたっぷり入っていて、お得感がありました。
最初は新橋という土地柄「飲みの締めの様なうどんなのかな?」という失礼ながら勝手な印象を抱いていたのですが、いただいたうどんは明らかに食事向けの、一杯でお客さんを満足させられる様に良く考えられたものでした(少なくとも、そういう印象を持ちました)。
巾着うどんなど形状的に面白そうなメニューもありますし、極太麺も未食なので、新橋に来た折はまたお邪魔してしまいそうです。