再訪しました。会社から近いうどん屋なので重宝しています。
このお店はランチに日替わりメニューがあり、ちょこちょこ興味深いうどんが出て来ます。この日は栗ご飯+鶏南蛮うどん。
うどんの上には椎茸と鶏肉。小皿には胡麻、天かす。相変わらずうどんにはモチシコッとした不思議なコシを感じます。綺麗な黄金色のダシは椎茸の風味が効いていて美味しい。ここは温かいうどんの方がいけるかもしれません。
本格的な手打ちうどん!というものとは違う感覚なのですが、個性的で趣向を凝らしたうどんが楽しいお店です。メニューに外れが少ないのも嬉しい所。
このお店は先日、日経レストランの主催するメニューグランプリで
準グランプリを獲得したそうです。ワタシはうどん中心の昼にしか来ないのですが、こういう話を聞くと夜も気になってしまいますね。
今年の3月頃。古い知り合いが、金欠で困っていたワタシに飯食わせてやるぜーとうどんをご馳走してくれました。その時尋ねたのがここ、池袋にある飲み屋
「坐唯杏」です。
それから半年、ふとした拍子にお店の事を思い出して豆蔵さんらと食べに行った所、おぉ、なかなかのお味。翌日デジカメを持ち出して、再訪したのでした。
お店は電波学園と歩道橋で道路を挟んだ向かい側、「すき家」の地下にあります。中は綺麗な飲み屋さん。夜は飲み屋で、昼はランチメニューとしてうどんを提供している様です。メニューには坦々うどんなど独特のメニューがずらっと。讃岐や武蔵野などの冠の無い創作うどんの様です。
一通り眺めていると、そこには「肉天葱バカうどん」という不思議なメニューが…。大切なメニューにわざわざ
バカを加える辺り、何となく面白そうです。これを注文してみました。
出て来たうどんはもりうどん。上に肉の天ぷらがどーんと。その上に白髪葱がドーンと。そして脇にはゆで卵。ぬぬー。美味しそうなのは良いんですが、一体どこら辺がバカだと言うのでしょう…。白髪葱がバカみたいに乗っている辺りでしょうか。それとも
白髪葱の上にわざわざ青葱が乗ってる辺りでしょうか…っていやいやいや、別にバカ探ししに来たんじゃないです。うどんうどん。
で、恐る恐る食べてみると、…おぉ、うどんは
モチシコッという独特なコシがあります。今まで味わった事の無い不思議なコシなんですけど、これは一体なんだろう。
肉天は熱々ジューシーで中々。葱は辛くてちょっと微妙かな…という所。ダシは鰹だと思うのですが、醤油がちょっと強いですね。でも具も含めたうどん全体から見れば、このダシは合っていると思います。総じて満足度は高いです。
ここはメニューが面白いですし、結構味も良いので一度は来ても損はしないと思います。海鮮丼などセットで頼むとボリュームも抜群です。
肉天葱バカを頼むと、お会計時に
はい、バカ一丁ねとか言われてちょっとビックリしますが。