池袋駅の近くに、南河内名物かすうどんを食べられるお店が出来た!という情報をtwitterで見つけました。
最近かすうどんを出すお店の新規開店が多いですね。
という訳でお邪魔して来ました。店名は
「YAMITSUKI」。池袋駅西口駅前の大通りを真っ直ぐ。マルイを越えて、らーめん大の隣に建っています。
2011年4月11日にオープンしたばかりとのことです。
黒と赤を基調とした店頭に少しビビリながら入りますと、若い男性店員さんのいらっしゃい!と元気の良いかけ声。
店内はカウンターのみで10人も入れば一杯になってしまいそうです。お昼時入店で先客は2人。
メニューは、メインメニューのかすうどんが600円。大盛りで700円とお求め安い値段になっています。他にもかす月見700円、かすきつね700円、かす肉800円とかすをメインにしたメニューが並びます。
ランチはさらに、600円でかすうどんにお握りが2個付いて来るという嬉しいセットも。学生さんは学生証提示でライス無料と嬉しいサービスもあります。
単品でかすうどんをお願いしたら、「お握り1個でもつけますのでおっしゃって下さいね」と明るく店員さんが返して下さったので、お言葉に甘えてお一つだけいただいてみました。
固めに握られた大きめのお握りにはゆかりがふわっとかかっています。かなりのボリューム。これが2個も付くのでしたら、お握りだけでお腹一杯になってしまいそうです(笑)。
そんな訳で、7~8分ほど待ってかすうどんが出て来ました。丼の上にはネギ、とろろ昆布、そしてかすが乗っています。
ダシは大阪よりの関西風で、とろろ昆布が入っているからかもしれませんが、今までいただいて来たどのかすうどんよりも旨味が濃いです。なんと言いますか、男っぽい関西風のイメージです。
旨味がガツンガツンと来るのでややくどくなりそうなのですが、それを見越したかの様に、サッパリした柚子の香りがとても良いアクセントになっていました。
特徴的なダシに比べると、うどんはシンプルな四角く半透明の綺麗なシュッとしたもの。むにゅっとしたコシです。ダシの個性が強いためうどんがシンプルなのは少しもったいない気がしましたが、それでも充分美味しくいただけました。かすはしっかりと揚げてあって美味しい上に、ダシにも脂と旨味が染みて良かったです。
今までかすうどんというと、コラーゲンなどの特徴から女性をターゲットにしようというイメージが(主にテレビなどの放送で)個人的に強い印象があったのですが、こちらは逆に、男性客をメインターゲットに据えた雰囲気が外観や味、サービスから感じられました。
そのため少しお客さんを選びそうな印象でしたが、個人的にはそのストレートさが逆にとても気に入ってしまいました。またお邪魔しようと思います。