「
堂尾」を出た後は、琴平に行って知り合いの同期さんが始められるお店を見学したり、こんぴらさんを登って、奥さんに頼まれたミッフィー絵馬を購入したりしていました。
そんなこんなで、高松に戻ったら辺りもすっかり真っ暗に。
夜ご飯をいただこうと、宿からすぐ近くの所にあった
「うどん棒」に向かいました。
うどん棒は、高松と大阪に2店舗の支店を持つ一般店です。香川にもあまりない、むにょーんと伸びるうどんを出すお店なのだそうで、個人的にうどんレポを始めた時から訪問したいなーとこがれていた、宿題店の一つでした。
店内は明るくて普通の割烹も出来そうな一般店、といった雰囲気です。20時半頃の入店で先客1名。
メニューはかけうどん320円からとなっています。
月見、きつね、かやくや山菜などの東京のうどん屋さんでも普通に見られそうなメニューを始め、天ぷら、冷天、たこ天、ちゃんぽん、鍋焼きうどんもあれば、うどんすきや丼メニューまで何でも揃っています。
今回はぶっかけうどん490円を冷たいので注文。これから茹でますので10分程いただきますと言われて、ボーっと待って出て来たそれは…。おおお、なんと綺麗な盛り付け!
ガラスの器に純白のうどんが盛られ、その上からきざみお揚げ、錦糸玉子、葱に海苔が彩り豊かに飾られています。
うどんは細めで四角い純白。箸でつまんで持ち上げた瞬間からムニュムニュとした手応え(箸応え?)を感じます。
口に含むとニュルニュルと逃げる様な食感。あぁ、これは超好みのうどんではないですか!個人的にいただいて来た中では、東京は曙橋の「
さぬきのうどんや」と似た様な印象を受けました。粉の香りなどはほとんど感じられませんが、食べていて楽しいうどんです。
ダシはイリコはあまり感じず、鰹の効いたスッキリしたもの。これに甘めに味付けられたお揚げと錦糸玉子が良いアクセントになって、とても美味しくいただけました。
香川では重宝する夜9時までやっている一般店な上に、通りを挟んだライオン通り沿いのお店に比べると敷居が低く一人でも入りやすい印象で、非常に好感が持てました。
こちらではちゃんぽんうどんも良く話題に挙がっています。またいただきにあがってみたいですね。