大久保の
「熊野製麺」にお邪魔して来ました。うどん好きな方の間で先日から話題に挙がっていたお店です。理由は壁に「日本一旨いうどん」と書かれていたからです(笑)。2011年1月のオープンだそうです。
明治通り沿いビルの二階にあります。そのためちょっと入りづらいのですが、店内は明るくて過ごしやすい雰囲気でした。
笑顔カタコトで一生懸命話す店員さんが好印象です。カウンターとテーブルで20人位は入れそうです。会社帰りの20時位にお邪魔したため先客はいませんでした。
メニューはつけ麺400円を始めとしてほとんどが700円台の良心的なお値段です。一番人気は「熊野地鶏うどん」だそうですが、お邪魔した時は売り切れでした。
同じくめはり寿司も注文しましたが、やはり売り切れ^^;
豚肉つけ麺並750円を注文。注文を受けてからきっちりと茹でてくれました。15分ほど待ちました。
うどんは食感ツルツルモチモチした均一な四角い麺線。十数種類の野草を練りこんだ自家製麺との事ですが、見た目にはそういう物が入っているという雰囲気がなく、ごくごく普通のクリーム色です。
いただくと、うどんの風味や味はかすかに感じるか感じないか程度なのですが、その上から清涼的な、スーッとした味わいが舌を抜けて行きます。これが野草の風味なのでしょうか?別段うどんに合わない!という事もなく、これはこれで美味しくいただけました。
肉汁はしょっぱ過ぎずバランスの取れた味わい。薄切りのばら肉がたっぷりと入り脂の甘味はスッキリとしたうどんとも良く合い、美味しくいただけました。
「日本一」や「野草」などのフレーズが頭の中で先行していたため、入るまでは失礼ながら、イロモノさんなお店なのかなぁ…と思っていたのですが、丁寧な仕事が感じられ、ちゃんと美味しいおうどんをいただく事が出来ました。
ただ、これは蛇足なのですけれども、個人的には何故うどんに野草を練りこんでいるのかとか、何が日本一なのか、とか裏づけを知りたかったのですが…^^;見落としたのかもしれませんが、その辺が何も書かれていなかったのが残念でした。次回もし機会があれば聞いてみたいなーと思っています。