最近、食べログでどんどん点数が上がって気になっていた「あきば」にお邪魔して来ました。その名前の通り、秋葉原に店を構える路麺系のお店です。
場所は、秋葉原駅を出て昭和通り沿いを御徒町方面に向かって徒歩5分ほど。同じく路麺系のお店が二軒並ぶ奥の側です。
2010年の7月に開店したばかりだそうです。それもあってかガラス張りの外観は、一見して何のお店かわからなくなってしまう位に綺麗です。店頭にメニューの看板があり、入り口に暖簾、横にちょこんと券売機が控えているので、何だか不思議とホッとしてしまいました。
店内には椅子が並んでいるので、座って食べる事が出来ます。席間のスペースが広く取られていてゆったりとした印象です。20人は入れそうですね。お昼入店で先客は1人。奥でご年配の大将と奥様でしょうか。にこやかにお仕事されているのが見えます。
メニューは普通の路麺とあまり変わらず、かけそば、うどん300円から。わかめ、月見、きつね、たぬき、とろろ、天ぷら、天玉と並びます。
温かいのに加えて冷やしもあります。珍しいのは辛味大根うどん/そばというメニューがあることでしょうか。
気になったのは冷やし限定の
「冷やしあきばそば/うどん」。どんなメニューなのか確認してみたかったのですが、残念ながらこの日は注文できませんでした。残念。
今日はきつねの温かいのを注文。5分ほどして出て来ましたうどんは量たっぷり。
ダシは黒い関東風。たぶん蕎麦と同じなのだと思います。
啜るとちょっと醤油が前に来るものの、鰹の香りがかすかに感じられ、あぁ、これはきちんと作っているんだなぁと思わせてくれます。
ゴマするとまろやかになりますよと大将が声をかけてくださったので、入れてみたら確かにまろやかに。完飲してしまいました。
うどんは冷凍でもなく、茹でうどんという感じでもない、立ち食いではあまりいただいた事のないタイプのうどん。四角くて角があり無骨な印象、粘りはありませんが味を感じます。
お揚げは小さくてとても甘めに煮付けてありました。
駅からはちょっと離れているせいか、見つけにくい印象のあるお店ですが、ご年配のご夫婦が親切に接客されていてとてもまったりした気分になれる、珍しいタイプの路面系のお店でした。
生活に密着したタイプのお店なので遠くからわざわざ食べに来る、という感じのお店ではありませんが、お近くにお住まいとか、職場が秋葉原にあるという方でしたら、朝昼飯の選択支として良いのではないでしょうか。