箱根に温泉+紅葉の日帰り旅行に行って来ました。いやー、やっぱり箱根は良いですね。バスなどの公共機関がしっかりしているので、車が無くてもあまり不自由を感じませんし。
帰りに小田原に立ち寄ってお店を検索していたら、興味深い店名のお店を発見。実はこの前にアジフライをいただいていたのですが、これは何としてでも行ってみなければ、と、この機会に少し歩いてそのお店に向かってみる事にしたのでした。
その店名は
「湘南らーうどん」。小田原港から歩いても10分程度。大通り沿いに建っています。
らーうどんという名にしてはメチャメチャにド派手な外観。何でも元々こちらは吉野建氏のフレンチレストラン「ステラ・マリス」があった所なのだそうです(タテル・ヨシノで有名な方ですね)。
今の湘南らーうどんは2010年の7月にオープンしたのですとか。
お店は二階にあり、エントランスを抜けて階段を上る事になります。意図してはいないと思いますが、何だかとても敷居が高いです(笑)。
そしてそのエントランスにあったチラシは、なんと
「山長の黒うどん」です。まさかあの、原宿や西新宿にお店を構える有名店「
山長(リンク先は代々木店)」の名前をここで見る事になろうとは。
中は欧風と言いますか洋風といいますか、テラスですね。うどん屋さんとして見てもラーメン屋さんとして見てもあまり見かけないセッティング。この辺りも「らーうどん」という新形態のお店を意識しているのでしょうか。
愛想の良い女性の店員さんがいらして、色々と説明して下さいました。
何でも、元々「山長」さんは新宿にあったのですが、色々とありまして社長は小田原へと移ったのですとか。つまり今現在、本店は小田原にあるのですね。
そして、山長の社長の娘様も食べる事が大好きで、私も黒うどんを使って何かを始めたい、という思いでこのお店を始められたとの事です。
「ちなみに店員さんは山長さんのご関係者ですか?」 「社長の妹です。」Σ(゜Д゜;)ガーン
ビックリしてしまいました。
そして、湘南らーうどんは、ラーメンの様に旨味が凝縮されたスープに「山長」の黒うどんの細麺を使用。添加物や化学調味料を一切使わない、ラーメンの様にコッテリしすぎない、うどんの様にサッパリしすぎない、優しい味わいの新しい食べ物なのだそうです。
メニューは「らーうどん」850円を始めとして、「チーズらーうどん」「エビらーうどん」「ホタテらーうどん」など、やはりオリジナリティのあるものが並びます。
最近はクリームソースを使ったらーうどんが良く出ているんですよーとの事。らーうどん、メニューの幅が広いです。
と、色々とやり取りをしている間に、サービスで揚げうどんをいただきました。
塩味が残っていてポリポリとした食感。美味しかったです。
そして15分ほど待って出て来ましたらーうどん。キャベツ、ワカメ、ミニトマト、鶏肉の乗った丼は、確かにうどんにもラーメンにも見えません。初体験のビジュアルです。
うどんは先程教えていただいた通りの、山長黒うどんの細麺。
いただくと食感が太いものとは違って柔らかめの印象。味噌煮込みに特化した様な黒うどんとはまるで別物の様に感じられました。
ダシはむせ返る様な鶏の風味。
ややあっさりめに仕上げてありますとは店員さんの弁なのですが、個人的にはうどんのダシを意識していたためか、慣れない鶏の脂の風味はとてもこってりめに感じてしまいました^^;
ただ、この辺りは先にアジフライを食べた影響が大きいので、正直あまり参考にはならないかもしれません。お腹を空かせてこないとですね。旨味としては充分なので、麺はしっかりといただけました。
こちらはうどんと一緒に出て来ました、鶏皮を甘辛く煮たもの。
プルプルで思わずビールが欲しくなってしまうお味(笑)。美味しかったです。
薬味は沢山ありまして、色々選んで味の変化を楽しめそうです。店員さんのお薦めは胡麻と七味。若い方にはこがしネギ油が人気とのことでした。
湘南らーうどん店長にもご挨拶いただけました。
お忙しいにも関わらずきっちりと親切丁寧にご説明される御姿に、この地に新しいブランドを作り上げていこうという気持ちを強く感じました。(何故、湘南なのか…という事に関しては聞けずじまいでしたが^^;)
山長という強いブランドと一緒に、どう進んで行くのか、これからがとても楽しみです。どうもありがとうございましたm(_ _)m
(お写真は掲載許可いただいています)
個人的にはやはりクリームソースが気になりましたですね。次回はそちらもいただいてみようと思います。
山長の本店にもいつかお邪魔したいと思っています。(牛すじカレーうどんなど、支店でも見かけないメニューがあるそうですよ)どうもご馳走様でした!