丸亀の「
中村うどん」を出た後、一行が向かったのは善通寺の
「岸井うどん」。
平成15年の開店。ビニールハウスの中にあるうどん屋さんとして一躍有名になった、香川のうどん屋さんの多様性が垣間見えるお店です。
こちらは奥さんのリクエストです。何でも昔、社員旅行で幹事を任された時に、讃岐うどんを色々調べてここに行こうとした事があったのですとか。
その時には残念ながら行けなかったので、今回はとの思いがあったみたいです。
広い駐車場の奥一面に広がるは、まさしくビニールハウスそのもの。
大将が観葉植物の栽培を本業としている事からこうなったそうです。
店内はオープン型のビニールハウス席と、まさしくビニールハウスの中で食べる室内型ビニールハウス席に分かれていて、20人以上は入れそうな雰囲気。
14時前の入店でしたが結構混雑していました。若いカップルが多かったです。
メニューは色々あり、かけ小200円を始めとして醤油、ぶっかけ、釜玉、冷やし、湯だめなど揃っています。
かけは冷たい、あついの、ぬるいのがそれぞれ可能です。
最初、注文方法がわかりにくかったのですが、前の人のやり方を見る限りはこんな感じで良いみたいです。
1.室内型ビニールハウスの中の奥に大将と奥さんがいるので、注文してうどんを受け取る。
2.天ぷらなどは好きに取る。
3.室内型ビニールハウス入り口のカウンターに食器を返して、自己申告してお金を払う。
「超麺通団4」にお薦めが肉釜たまと書かれていたので、今回はそちらを注文。熱々のうどんにギラギラした男らしい肉がたっぷり乗っていて美味しそうです。
うどんは太さ不揃いな手打ちで、全体的には釜揚げなので柔らかいのですけれども、その中に固めの食感が入り混じる面白い噛み応え。小麦の風味も感じられます。
お肉は甘しょっぱい分かりやすい味付けで、旅の疲れも吹っ飛びます。
ただ味付けが濃過ぎて、肉だけのトッピングでしたら完食がキツそうでしたね^^;今回は肉釜たまだったので、卵が味付けを程よく中和してくれました。
こちらは奥さんのかけうどん。冷たいせいか、ガチンとした食感に変わっています。
かけダシは冷たいにもかかわらずしょっぱめで、全員が何度か水をお替わりしに行くくらいでした^^;
奥さん、牛タンコロッケも頼んでいました。(どんだけ食べるんだ^^;)
こちらも味付けがしょっぱかったとの事。
非常に濃い目の味付けだったので、若い人には喜ばれるだろうなーという印象を強く持ちました。
何よりもこのシチュエーション。ワンダーランドな香川の讃岐うどん屋を象徴する様なお店でした。面白いです!