「
くれちうどん」を出て、寿駅から再び富士急行へ。富士吉田駅を降りて次に向かったのは
「美也樹」です。
富士吉田うどんを出すお店の中でもトップクラスの有名店かつ行列店。うどん好きな知り合いの方々もこぞって名前を挙げるお店です。以前からお邪魔したい候補に挙がっていたのですが、日曜定休日のために前回はお邪魔出来なかったのでした。
行列店と聞いていたので開店直後の11時10分頃にお邪魔したのですが、すでに駐車場は一杯。お店の外に10人程行列が出来ていました。折しも今年は観測史上最大の猛暑。外での行列は気力が萎えます。しかしこちら、回転が速いので幸いにもどんどん前に進んで行きます。15分程で入店。
私は富士吉田駅から15分ほどかけて歩いたのですが、実際には富士急ハイランド駅からの方が近いみたい(駅から約500m)です。それを示すかの様に、お店の目の前には大きな富士急ハイランドの観覧車や絶叫マシンが。店頭に並んでいると叫び声が聞こえて来ました^^;
お店は掃除が行き届いているのか清潔な印象を受けます。お客さんの数を考えるとやや狭く感じます。
富士吉田の知り合いから、家族経営に切り替えたのでややお店を狭く改装したみたい、とお聞きしました(実際の所は未確認です。間違えていたら済みません)。
小上がり、テーブル、カウンターと大体30席ほどでしょうか。接客を切り盛りしている女性が山ほど注文を捌きながら間違えずに運ぶ姿がもの凄くてきぱきしていて美しいです。熟練の凄みを感じさせます。
メニューはシンプルに、かけ、つけが300円。冷やしたぬき、天ぷら、肉、わかめが350円、肉天、天玉、カレーうどんが400円、そして最高値の鍋焼きが600円。どれも安いです。
各種大盛りは100円増し。替え玉は150円増しとありました。
席に通されると同時に、人気メニューの冷やしたぬきを注文。1分もしない内に運ばれて来ました。まさしくあっという間です。並んでいる時もお店の周りのテンポが早く感じましたが、中では更にテンポが倍になります。
うどんは平皿に盛られていて、その上にキャベツと天かすがたっぷりとかかっています。
麺線は中くらいの太さ。ここまでねじれなくても!と言わんばかりにねじりにねじれています。食べてみるとニーッという不思議な食感。コシというよりは粉を食べている印象。粉の味は感じられますが、時々、ニチャニチャと歯の間で音がします。あれれ?ちょっと茹でムラが激しいみたいです。
ダシは甘辛くて、大量の粉雪の様な天かすのおかげかダシの風味は感じられず。相成ってややくどかったです。
噂を色々聞いていて今回の訪問をとても楽しみにしていたのですが、実食の感想は、んんん…、うどんもダシも…あれれ?というものでした^^;
地元にお住いの知り合いに聞いても、そんなことあるのか、とビックリされてしまったので、よっぽどタイミングが悪かったのかもしれません。
冷たいのと温かいのでは凄く印象が変わるというお話もあるので、今度は温かいのも試してみたいですね。