唐突に富士吉田うどんが食べたくなり、突発的に各駅電車を乗り継いでお邪魔して来ました。富士吉田は東京から気軽にお邪魔出来る素敵なうどんスポットですね。
一軒目にお邪魔したのは
「くれちうどん」。富士急行寿駅から大通り沿いに5分程歩くと見えて来ます。
この「くれちうどん」、開店は2008年12月とまだ新しいのですが、富士吉田うどん好きの間では一時期非常に話題になったお店です。
といいますのも、2008年11月に富士吉田うどんの名店「みうらうどん」が惜しまれつつ閉店したのですが、一月経った12月、その跡地を引き継いで開店したからです。
もちろん、うどんが美味しくなければそれも話題だけで終わってしまうのですが、開店当初は同じ場所での営業で看板などもほとんどなく、また、みうらうどんをきっちりと引き継いだと言われる味の良さが相成って、普通にみうらうどんとだと思って通った方もいたとかいないとか。
味の評判は、みうらうどんが下吉田に場所を移して営業を再開した今も衰える事はありません。訪問を楽しみにしていた一店です。
外装、そして店内は改装したのかとても綺麗です。入り口右手に4席程の小さいカウンターと、左手にはフローリングタイプのお座敷席が20ほど。
厨房では若い女性の店員さんが4人ほど動き回り、その手前で大将が一心不乱にうどんを打っているのが見えます。お客さんは開店前の10時前ですでに4人字入っていました。その後は10人ほど。
メニューは、かけ、つけそれぞれ300円からという安心の富士吉田うどん価格。わかめうどんはかけと同じ300円と良心的。肉うどん、肉つけうどんも400円。大盛りは200円増し。面白い事に、替え玉も150円でありますね。
ちなみに、注文表はテーブルに置いてあったのですが、私は入り口で口頭で注文してしまいました^^;
肉うどん400円を注文。まだ開店直後で先客のうどんも出ていなかったのを見るに、これはほぼ茹でたて確定ですね。7~8分ほど待って出て来ました。
うどんはグリグリッと無骨に捩れた太目のもの。吉田うどんとしては少し柔らかめですが、ウニウニと歯の間から音が出る様な食感が楽しいです。
ダシはイリコの香りがぷんぷんと立ち上り嬉しくなります。味噌+醤油ベースでしょうか?色は濃い目ですが飲んでみるととてもスッキリしたお味です。肉はちょっと固めで味付けもあっさりめです。
すりだね、揚げ玉も両方ともに美味しかったです。
明るく綺麗な店内にうどんの味も良く、ここ一軒でそのまま東京に引き返しても充分満足出来る、そんなお店でした。電車で来たので、密かに駅から近いのもありがたい所です。
ホームページを見たら、なんとweb限定の裏メニューがあったとのこと。また行く機会が出来ましたら、今度はこちらを頼んでみたいですね。