以前から、知り合いの日記で見て興味を持っていた東小金井の「へそまがり」に本日、お邪魔して来ました。
　元々は南口にある居酒屋さんでしたが、そこのオーナーが新しく、駅北のここ梶野町の住宅街に新しく構えたうどん屋さんなのですとか。

　JR中央線、東小金井駅から徒歩13分。北口前の梶野通りを真っ直ぐ。ミニストップ向かいの「髪切り小僧」さんを右折し、三つ目の路地を右折した突き当たり。普通に歩いていたらまず見つからない、まさしく住宅地のど真ん中にあります。　うどんの幟が立つ門をくぐった先は、まさしく普通の一軒家です。廊下を突き当たった先のドアをおそるおそる開けると、天井が高く、ひなびた味わいの素敵な居間が眼前に広がります。

　「へそまがり」の店名とは裏腹に、にこやかなご年配のご夫婦が切り盛りする店内はとても居心地が良いです。12～3席ほどのキャパシティに、14時のラストオーダー直前で先客は御家族連れの方が一組。

　お茶請けにメンマとひき肉を和えたものをいただきました。　私は今回は、店頭に置いてあったチラシだけ見て注文したので、メニューを見るのを忘れてしまいました＾＾；ｽﾐﾏｾﾝ

　チラシにはもりうどん600円、ずりうどん600円、肉汁うどん750円。
　それにきんぷらごぼう250円、野菜天ぷら350円と書かれていました。多分他にもあると思います。
　今回頼んだのは肉汁うどん750円。15分ほど待って、ちゃんと茹でたてが出て来ました。　うどんは淡い褐色、やや細めのツルツルとした光沢のある四角いもの。機械打ちかと思ったのですが、後で確認したら大将の手打ちだそうです。

　食べるとムニュムニュとしたやや柔らかめの食感で、素直な粉の甘みと香りを感じます。あらあらまあまあ、美味しいうどんじゃないですかこれは。ツルッとして風味もあり。西武柳沢の「楽」を思い出しました。量はやや少なめに感じました。　ダシは少し厚切りにされた豚肉に長葱がたっぷり。
　やや甘めかつ濃い目の味わいで、サッとうどんを浸すだけで充分に味が乗って来ます。スルスルとこちらも美味しくいただけました。　帰る時にお近くにお住いですか？と聞かれたので、評判を聞いて練馬から来ましたとお答えしたら、何だかとても恐縮されてしまいました＾＾；
　いやいやいや、来て良かったと思える美味しいうどんをいただけましたですよ。雰囲気も味もお薦めの一店です。