以前、アド街ック天国岩本町編に20位で出ていた
「駄文」が気になってお邪魔して来ました。読み方は「だもん」。2007年に信州出身の大将がオープンした、関西風自家製うどんのお店だそうです。
お店は岩本町駅のすぐ傍にひっそりと建っています。私は山手線の人なので秋葉原から歩いてみましたが、それでもそれ程時間はかかりませんでした。
店頭にはおすすめのうどんの写真がバンバンと飾られています。中に入ると、木で出来た雑然としたざっかけない雰囲気に、大将と奥様でしょうか、いらっしゃいませの声、柔和な笑顔に癒されます。
カウンターとテーブルで25席ほどのキャパです。この辺りはビル街でその中の週末ですし、14時頃の入店だった事もあって先客はいませんでした。
メニューは玉子とじ、冷やし盛りがそれぞれ670円からとやや高めの設定。カレー、ちから、きざみなどの定番に加えて、名物というまかない、野菜のあげ玉、そして信州といえばこれ、のおしぼりうどんなど、一風変わったメニューも並びます。
麺少な目は-50円、大盛りは+100円、特盛りは+200円。他に炊き込みご飯100円、豚ねぎ丼200円などというサイドメニューもあります。
おしぼりうどんの写真の、汁の鮮やかな緑色にも惹かれましたが、今回はメニューの先頭にあるまかないうどん870円を注文。10分程して出て来ました。
ぬお、前回の自由時間に引き続いて、これも丼が大きいです^^;
自家製といううどんはやや細めの、ちょっと丸かったり角があったりするねじれ麺。加水が高めだそうで、啜るとちゅるちゅると音がしそうなぷるぷる柔らか麺です。このタイプの麺、最近とみに好みなんですよ。ほのかな甘みも感じられます。
似たタイプとしては、鶯谷の「
天下一」のおうどんでしょうか。そういえばあそこも量が多いですよね。
丼の上にはイカかしら?それのかき揚げや、厚いワカメ、甘みのついた椎茸にこれまた甘めのお肉と盛りだくさん。これだけでお腹一杯になれそうです。どれもダシに染み込んで美味しいです。
そのダシは関西風とのこと。周りの具材の味付けがあるので、ダシそのものの味はわからなかったのですが、最後まで美味しくいただけました。
外観を見るに、失礼ながら頑固っぽいオヤジの固コシうどんかな?とか勝手に想像していたのですが、意外にもオリジナル関西うどんといった趣で、量も多くて満足感の強いうどん屋さんでした。
にこやかな大将と奥様の笑顔も好印象。きっと平日のランチは混むのでしょうね~。