以前、大宮グリーンセンターでのイベントで、香川県の有名な讃岐うどん屋の店主とお話する機会に恵まれたのですが、その時に、新宿に新しいうどんのお店が出来たよー。と情報をお聞きしまして。

　この度行ってまいりました。店名は「楽釜製麺所」。新宿西口、ヨドバシカメラなどがある界隈のすぐ傍にあります。　「月の雫」や「東方見聞録」などの居酒屋を展開する三光マーケティングフーズの手がけるうどんチェーン店です。
　去年の後半から店舗展開を始めたらしく、この新宿西口直売店は10月29日にオープンしたそうです。他に新宿センタービル、歌舞伎町、瑞江、大宮などに店舗があります。

　店内はやはり、普通のセルフチェーン店といった印象。50人ほど入れそうです。通路の向こうでは沢山のスタッフが働いているのが見えます。昼入店で店内ほぼ満席。
　セルフなのにちょっと茹ででもたついているみたいで、先頭の釜の所で列が止まってしまっているのが少しもったいないなぁと思いましたり。

　メニューはごく普通のセルフチェーン価格。かけうどんや釜揚げ、ざるうどん、ぶっかけうどん並280円からとなっています。

　大盛りは100円増し。他、釜玉330円やおろし醤油330円、肉うどん380円など揃います。全体的に価格は安めに抑えられている様に見受けられます。
　今回はシンプルにかけうどん並を注文。レジの向こうには蛇口があり、麺通団の様にかけダシを注ぐ事が出来る様になっています。他、ネギと天かすと生姜が入れ放題です。　手打ち感を思わせる太めの麺は、少し他のセルフチェーン店と違う印象を抱かせます。口に入れると良く茹でられていても～っちりとした食感。
　…あれれ？甘味があって意外な位に美味しいですよ。たまたまコンディションが良かったのかもしれませんが、素直に美味しいです。

　ダシはちょっとイリコを連想しつつも、業務系の旨味を感じる印象。悪くないですし、普通に美味しいと思いました。
　こちらは嫁の頼んだ肉うどん。一枚になっている表面積の広いお肉がどーんと乗っています。甘めに煮付けられていて、やや喉に引っかかる感じを受けましたがこれもダシに合っていました。
　また、同時に頼んだちくわ天も揚げたてにありつけて美味しかったです。　あまりグルメ系レビューでは評価が良くなくて、そのため正直あまり期待していなかったのですが、想像以上に美味しいうどんにビックリしてしまいました。ギャップが大きくて、お恥ずかしい事に思わず嫁に美味しいよね？と確認してしまった位です＾＾；

　このクオリティが保てる様でしたらまた来たいですねー。冷たいうどんやつけダシも試してみたいです。