「
経堂でらうち」を出て次に向かったのは、うどんレポ開始時から宿題店だった
「経堂」。
こちらはいわゆる、うどんもある蕎麦屋さんです。
経堂駅北口から徒歩2分。郵便局の先の道を左に入った所にあります。メチャメチャ年季の入った店構えに感動を覚えます。同時になんだか敷居の高さを感じさせます。
…と思ったら、店内は本当に普通の民家でした。メチャメチャ親しみやすいです。居間を開放して客席に。奥の台所で調理をしているみたいです。奥から聞こえる「いらっしゃいませー」の声を聞いたら、先ほど感じた抵抗感なんてどこかに行ってしまいました。
まさしく親戚の家に上がりこんだ感覚ですね。座敷の他にテーブル席もあり、何だかんだで30人位入れそうです。
お茶受けにかりんとうが出て来ました。何だかほのぼのです。
そんな感じで親しみやすさ抜群の店内ですが、メニューは少し高め。
せいろうどんが750円。のりかけうどんが800円の他は、なめこやとろろ、ごまだれなど全て1000円以上。蕎麦屋という事もあるのでしょうけれども、やはり高いですね^^;
せいろうどんを注文したら、「うどんですか?」と何度も念を押されました。きっとメニューにおける蕎麦の比率がかなり高いのでしょう。
そんな訳でせいろうどん。サッと出て来ましたので茹で置き確定です。薬味は大根おろし、生姜、葱。
ダシは鰹風味が喉をクッと刺激する甘味とキレのあるもの。美味しいです。
うどんは綺麗な麺線をした真っ白なもの。モッチリした食感で茹で置き感はありません。しかし、残念ながら味も感じられませんでした。
…うーん、うどんは手打ちじゃない様な気がしますねぇ^^;ここはやはり蕎麦メインという事なのでしょう。
お勘定をお願いしたら、台所からご年配の女性が顔を出して、にこやかに挨拶して下さいました。
雰囲気はやっぱり凄く良いのです。次は蕎麦を食べてみましょうかね。