今から約6年前。2003年9月に新宿で「東京麺通団」を出店して以来、福岡、吉祥寺、名古屋、水道橋と着実に店舗を増やしている、香川県は讃岐うどんブームの仕掛け人、麺通団は田尾団長プロデュースのお店
「麺通団」。
9月には名古屋の八事にも店を出されるそうで、その勢いは益々盛んです。
今日は、8月28日、つまり昨日オープンしたばかりの
「赤坂麺通団」にお邪魔して来ました。お店は赤坂サカスから二本ほど道を隔てた、綺麗な通り沿いにあります。
個人的に、健康診断を毎年この近くで行っているのですが、この辺りはお昼時、サラリーマンでごった返すんですよね~。良い立地です。
赤坂麺通団は他の店舗とは違って、"麺通団の会社としては" 2軒目のお店に当たるのだそうです。
店内は東京麺通団のテイストをそのまま受け継いだ、ちょっと古めの木目が印象的な落ち着く雰囲気。キャパは30席位でしょうか。相席用の大きなテーブル席が主で、何人かで占拠して座れる様なテーブルは3つほどです。
この日は土曜日という事もあって、いつもはごった返す通りも人が少なめ。お昼時の入店で入りは3割といった所でした。
メニューは昔に比べると随分増えた気がします。かけ小290円やしょうゆ小290円、釜玉やねばたまなどの定番メニューから、肉汁つけ麺、チーズカレーかまたま、赤坂豆乳キムチうどん、キムチ坦々かまたまなど面白そうなメニューが追加されています。
店内で他に変わったところと言えば、ひやかけも注げる様になった事や、丼物用のダシの蛇口が増えていました。
今回は
「丼通団」と称して、店頭でごはんをもらって天ぷらを乗せて、ダシをかけてオリジナル天丼を作ってもらおうという狙いがあるのだとか。
確かに基本メニューに「ごはん」小100円~が増えています。もはや何でもアリですが、このゆるさは確かに讃岐テイストですね。
いつも通り、ひやかけ小を頼んでみました。赤坂麺通団では他の店舗と違う、細うどんを提供するとテレビでやっていたのを先日見ました。確かに心持ち細めなうどんが綺麗な麺線を描いています。
が、まだ開店して2日目のせいか、うどんがボソボソしていて粘りがなく、麺通団のうどんとしてはこれは
アレレハレレ?という出来でした。きっとまだ試行錯誤中なのでしょうね。うどん自身は味があって良かったので、二、三ヶ月すると食感も良くなりそうです。
ダシはいつも通りのイリコの効いたダシでした。このダシをいただくと、何だか讃岐に行きたくなるんですよねぇ。
丼通団よろしく丼も作ってみました。ごはん小100円にかしわ天150円+なす天100円乗せ。
丼用のダシは甘辛で、普通に美味しくいただけました。リーズナブルに丼がいただけるので、うどんだけでは物足りない方には選択肢が増えて嬉しい趣向だと思います。
こちらは妻の頼んだ赤坂豆乳キムチうどん小690円。これだけ何故か巨大な丼です。
一口いただきましたが、微妙に風味のついた豆乳にキムチの辛味と旨味がスパイスになって、いかにも健康になれそう。美味しくいただけました。
あつかけ小290円も追加してみました。蛇口からダシを注いだ時に溢れるイリコの香りがたまりません。
ひやかけのダシに比べるとややしょっぱめですが、美味しくいただけました。うどんはやはり少しボソッとしていました。
良い場所にお店が出来たなぁと感じます。今回はうどんがまだ慣れていない印象でしたが、次はもっと良くなっていると思います。
新しい試みが色々と感じられるので、また楽しみに覗きに来たいと思っています。