今日は何となくぼんやりと埼玉方面に向かおうと思っていました。そんな折、最近、ぐーたりさんの日記で良く出て来るうどん屋さんが航空公園にあったなぁ…とふと思い立ち、行ってみる事に。
そんな訳で、今日は西武池袋線で所沢へ。そこから乗り換えて航空公園へと向かいます。駅を出て、線路沿いに新所沢方面に歩いて行きますとお店が見えて来ます。店名は
「讃岐うどん 喜多一」です。
讃岐うどんのお店みたいです。ちょっと照明が暗めの雰囲気の良い店内は、厨房をぐるっと囲むカウンターのみで15席ほど。ご家族で経営されているのでしょうか。大将らしき方と奥様と息子様でしょうか?三人でてきぱきと仕事をされていました。
お昼時入店で7割ほどお客さんが入っていました。
メニューはかけ、しょうゆ、ぶっかけ、ざるが基本の様です。値段は500円から。わかめやきつね、肉うどんなど基本メニューからかしわざる、猪豚ざるなんてものも。トマト豆腐ぶっかけなるオリジナルメニューもありました。
うどんの茹で上げに10分ほどかかるので、と、先に並盛りか大盛りかだけ聞かれました。どちらも値段は一緒だそうです。
とりあえず並盛りでお願いし、今回は秋限定という秋野菜天ぶっかけ900円を頼んでみました。
たっぷり待って出て来たおうどんは大きな器に入って迫力満点。一目見て思わずガッツポーズ。これは間違いなく当たりです。
丼を覆いつくさんばかりの天ぷらは舞茸、しめじ、えのき、蓮根。どれも大きく圧倒されてしまいます。もちろんどれも揚げたて。舞茸が美味でした。
奥に隠れたおうどんはといいますと、瑞々しくやや太めの四角い白いもの。ツヤツヤして綺麗です。
食べてみると歯に食い込む様な粘りあり伸びあり。むっちりのびーっとした、ちゃんとした讃岐うどん。ほのかな香りもあり、これは何とも美味しいです。このタイプは久しぶりだーっと嬉しくなってしまいます。
ダシは丁寧に取られたのがきちんとわかる甘さがスッキリとしたもの。これも美味しいです。
他には、かいわれがうどんに乗っているのが個人的に好きではなくて、それが気になっていたのですが、食べてみると良く調和してビックリしてしまいました。ここのはちゃんとバランスが取れていて完成度が高かったです。
うどんは美味しいですし接客も気持ちが良く、ちょっとビックリするくらいにレベルの高いお店でした。人を連れて来たくなりますね。この地域に住まれる方が羨ましくて仕方ないのです。