1979年にオープンした老舗の喫茶店
「麻布茶房」が、うどんも出していると聞いたのはつい最近の事です。本日、たまたまお腹が空いている時に目の前にあったので、これ幸いとお邪魔して行く事にしました。
今回お邪魔したのは光が丘店。駅に隣接する施設、光が丘IMAに入っています。
「麻布」と聞くと、個人的には身構えてしまう印象があるのですが…^^;、こちらは親しみやすく入りやすい雰囲気です。近所の方の喋り場になっているみたいですね。ただちょっと、奥から聞こえて来る店員の声が大きく、話し方がいかにも最近の方っぽくて、もうちょっとトーン下げて欲しいなぁ…と思いましたけれども。
店内は20人程入れる雰囲気で、分煙しているみたいです。
メニューは甘味が中心ですが、確かにうどんメニューも少し混ざっています。稲庭うどんと、麻布茶房特製の「平平うどん」があります。お値段はどれも800円以上とやや高めかもしれません。
今回は鳥南平平うどん880円を注文。5分ほどですぐに出て来ました。平平の名に負けない、ヒラヒラしたおうどんが盛られています。
うどんは厚さ1ミリ幅2センチほど。きしめんよりも幅広で、桐生の「ひもかわ」にとても良く似ています。食感などはほとんどなく、啜る事も出来ないので、まとめて口の中に放り込んでモグモグする感じですね。味や香りはあまり感じられません。ダシも絡まない印象です。
ダシは醤油+みりん+砂糖といった感じで、それに炙った鶏肉とネギが旨味を足している感じです。うーん。何だかすごく庶民的なお味でした。 ちょっと上品に小腹を満たしつつ、話に興じたい時などに丁度良いかもしれませんね。