先日、要町の「
うれし野」さんを訪ねた時なのですが。うれし野さんとは別に、駅前に「手打ちうどん」を掲げたお店があって、それがずっと気になっていました。
今回、池袋に行く用事があったので、そのお店に途中で立ち寄ってみる事に。店名は
「仁庵」。副都心線、もしくは西武有楽町線要町駅を出て本当に目の前の所にあります。
見た目のイメージとしては、メインは和菓子屋さん+食事でうどんというスタイルのお店っぽい雰囲気です。お店は2階にあり、店内は清潔感があって静か、綺麗な雰囲気。ご近所のご家族連れやサラリーマンなど客層が広いです。若い大将と奥様でしょうか?お二人でお店を切り盛りされていました。
うどんのメニューはそれほど多くなく、店頭で確認出来るのはランチセット、そしてちからうどんとけんちんうどん、玉子とじうどんの三種類。値段は550~650円、ランチセットでもうどん+色々付いて780円と安めです。
お腹が空いていたので、ここはランチだろう常考で注文。うどんに炊き込みご飯、お新香、小鉢、デザートが付くセットです。
すぐに出て来ました。次のお客さんはこれからうどんを茹でますので15分程お待ち下さい、と声をかけられていたので、どうにもタイミングが悪かったみたいです。
うどんは大ぶりの海苔がざくざくかかっていて見え辛いのですが…、およ?
褐色をしていますよ?しかもこの切り口、本当に手打ちです。
残念ながら茹でおきの時間が長かったみたいで、食べてみると風味もコシもほとんど感じられませんでした。しかし…しかし、これは茹で立てで食べてみたいうどんです。何だか直感がします。今回茹で立てでいただけなかったのがとても悔しいです。
天ぷらは茄子と海老でしたが、こちらも揚げおきなのが残念でした。ダシはたっぷりとかかっていて濃い目。天ぷらの油で良くわからなかったのですが、イリコの風味が感じられた様な気がしました。
小鉢やご飯は普通だったのですが、最後に出てきたこのデザートはメチャ美味でした。手作り寒天のわらび餅風、だそうです。
甘味は感じられるのですが、それがとても軽くていくらでも食べられそうな感じだったのです。ここは別のデザートも食べに来たいですね。
メチャ気に入ってしまった甘味、そして不思議な印象を残すうどん、と何だかとっても後を引くお店でした。うれし野といい、何故要町には気になるお店が重なっているのでしょう。
地粉っぽいし、ここの茹で立ては絶対に美味しそうな気がするんですよねー…。次回はお願いしてみますですよ。