所用で浅草へお邪魔しました。折しもこの日は超真夏日。いやー、天気ももちろん凄いのですが、週末の浅草の熱気もそれに負けていませんね。
所用を済ませたらお腹が空いて来ました。昼食はインターネットでチェックしていた
「但馬庵」でとる事にします。
雷門からほど近い所にある手打ち蕎麦・うどん屋さんです。まるで近所の町の蕎麦屋さんを彷彿とさせる外観。中も随分年季が入っている様に見えます。
店内はちょっと狭めですが、二階席もあったので結構な数のお客さんが入れそうです。お昼入店で先客なし。
メニューはもり、かけ、ざるから始まる蕎麦屋さんのもの。煮込み系も揃っていますね。値段は500円からで、大体のメニューが700円前後と一般的な価格です。あさり丼や焼肉丼などとのセットメニューも豊富です。
今回は暑かったので冷やしたぬきうどん750円を注文。
注文してすぐに出て来ました。うどんは平皿に盛られています。うお、
ぺちゃんこ。今まで食べてきた中で一番高さの無い器かもです。具材も、紅生姜が入っていたりして面白いです。
そのうどんはと言いますと、量は少なめ。メチャメチャ太く不揃いな手打ち。「
刀屋」を思い出します。啜る事が出来ないのでモグモグいただきます。茹で置きですけれども、なかなか味があって美味しいです。
ダシは鰹のスッキリしたもの。なかなか良かったのですが、器がぺちゃんこすぎて、レンゲですくう事も啜る事も出来ませんでした^^;
あと、うどんが不揃いで器がこれだけ平たいと、ガードしてくれる物がないので、うどんを食べる時にダシがメチャメチャ跳ねるのです。
何でこの器なのかなぁ…。もしかすると、ご主人にはこの器でなければならない、並々ならぬ理由がおありなのかもしれませんけれども…。そうでなければ、もう少し高さのある器が良いなぁと思いました。思わぬ所で、うどんの器について考える機会が出来てしまいました。
普通の蕎麦屋さんの様な佇まいをしつつも、何だかとっても個性的なお店だったのでした。
ここのうどんは夏よりも冬の煮込みが似合いますね。次は冬の季節ですね~。