池袋から東武東上線に揺られて30分ほど。今、うどん界で一番熱いのではないか!?と思われるうどん屋さんに突撃して来ました。お店の名前は
「讃岐うどん 條辺」。
元読売ジャイアンツのピッチャーである條辺剛氏が、引退後に香川県の「中西」で修行し、4月14日に開店したうどん屋さんです。開店前からテレビやネットで紹介されてきました。
今日はお昼から用事があったので、お昼前にお邪魔したのですが、着いた時はすでに物凄い行列…。35人程でしょうか。
うどん屋さんでこの人数の行列は、香川での「
山越」以来見た事がありません。後ろのお話を聞いている限り、巨人時代のファンだった方も多いみたいです。
暖簾の文字は、長嶋茂雄氏が左手で書いたものだそうです。セルフ形式なのでお客さんの回転は悪くないです。30分ほど並んで店内に。
木を基調とした店内は照明が落とされていて不思議な雰囲気。たくさんの花が飾られています。席は24席ほど。店頭では條辺さんがガンガンうどんを打っています。6人位の方が慌しそうに仕事をされています。
この日のメニューは、かけ、ひやかけ、わかめの三種類しかありませんでした。他のお客さんが「つけ」を頼んでいたので(断られていましたが)、多分他のメニューもあるのだと思います。1玉の値段は、温かけ380円、ひやかけ400円、わかめ430円。1玉増えると50円増しです。セルフの縦長通路にはもちろん天ぷら、おにぎり、おいなりさんも置かれています。
外は雨もちらついていて冷え込んでいましたが、讃岐のお味という事で、今回はどうしても食べたかったひやかけを注文。
透き通る程の薄い色をしたダシは啜ってみると薄味、しかしイリコの旨味がたっぷり。そうそう、このダシが飲みたかったんですよ!とても美味しいです。
やや太めのうどんはつやつや鼓型、ふわっとした噛みだしに、もちーっといつまでも続くかの様な弾力の押し戻し。これまた美味で、ちょっと量が多めかな?と思った2玉も全く問題なし。スルスルモグモグといただいてしまいました。
このお店は開店前の露出が高過ぎたので、期待が大きすぎる分逆に味の方が心配だったのですが、味も間違いなく関東トップクラスのそれでビックリしてしまいました。
本音を言えば、もう少し行列が短くなってくれると嬉しいのですけれども…。でも、一度は電車を乗り継いで並んでみても、損はしないと思います。