二子玉川の静嘉堂文庫にお邪魔した帰り道、駅近くにある
「どんたく」に足を運んでみました。何でも香川で修行を積んだ大将がやっているお店で、変わりうどんが揃っているのですとか。
お店は二子玉川の高島屋裏、ビルの地下にあります。この地下、ちょっと不思議な雰囲気で気後れしてしまうのですが…勇気を出して降りてみると…おお、ありましたありました。
昔ながらの居酒屋さんの様な店内はテーブル席のみ15人ほど入れそうです。お昼入店で先客8人。驚いた事に、目立たない立地にも関わらずどんどんお客さんが入って来ます。人気店なのですね~。
こちらの一番人気は四季変わらず、ちゃんぽんをうどんの麺で作った「どんたく」というメニューなのだそうです。また、焼きうどんも美味しいのですとか。他には「田吾作」なる煮込みうどん、魚貝の入った「玄海」、普通のきつねやぶっかけなどのメニューもあるそうです。どんたくや田吾作は950円と、値段はやや高めです。
また、ここに来る前に小耳に挟んだ情報としまして、メチャメチャ量が多いとの事。少食の方は小盛りで頼むと良いそうです。
今回は一番人気のどんたくを小盛りで注文。威勢の良いおばちゃんの声が聞こえたかと思うと、あっという間に出て来ました。第一印象は
「小盛りって言ったのに!」大きい丼の中に野菜がどーん。通常サイズだと一体どの位になるのか想像するだけでもアワアワです。デザート代わりなのかチョコレートが一粒付いてきます。
うどんは白くて太さまちまちの不揃い。茹でおきですが、食べてみるともっちりふわふわとした食感で味もあり、これはこれでなかなか美味しいです。冷たいのでもいけるかもしれません。
ダシや具はキャベツにモヤシなど、見たまんまのちゃんぽんです。うどんダシに比べると濃厚で、それがまたこの太いうどんに合っていて、全く違和感がありません。あららら美味しいですね~。少し残念なのは、胡椒がきつ過ぎて舌がピリピリした事でしょうか。でも流石は名物と呼ぶに相応しい味わいでした。
正直、入るまではキワモノかしら?と思っていたのですが、食べてビックリ、メニューとしての完成度が高く人気も頷けるお店でした。これは絶対焼きうどんも美味しいですよ!次回はお腹を空かせて、是非とも普通盛りでチャレンジしてみたいと思います。(え、大盛り?…いえ、見てはみたいんですけれども…)