実家に帰った日のその帰り道。せっかく、いつもとは違う路線に乗っているのです。この近くのうどんを食べて行こうと、京王線の明大前駅で降りて
「四国路」に寄って行く事にしました。
四国路は、徳島県名物「たらいうどん」を提供してくれるうどん屋さんです。文字通り、うどんがたらいに入って出て来るメニューですね。最寄りは井の頭線東松原駅からすぐなのですが、明大前駅からでも15分程歩けば到着します。
店内は清潔な普通の食事屋さんの印象。カウンターと広めのテーブルで20席程でしょうか。落ち着きます。15時半入店で先客は2人。こちらは昼夜通し営業されているのがありがたいですね。カウンター越しに大将がうどんを打っているのが見えます。
メニューは、きつね、たぬき、月見、力、梅干、わかめ、たらい…と並びます。温かいメニューは味噌煮込みに力を入れている様で、何種類かバリエーションがある様です。冷やしはたらい、ごまだれ、阿波の金太郎うどんなんてものもあります。値段は730円から。なめたけご飯とのセットメニューがいくつかあります。17:00~20:00は大盛り無料だそうです。
メニューでちょっと気になったのが、「温かい釜揚げをご希望の方はおっしゃって下さい」との一文。という事は…?
今回注文したのは、たらいうどん890円。あ、やっぱり注文してすぐに出て来ました。何も言わなければ茹でおきが出て来るみたいですね。お急ぎの方にも対応出来る様にしてあるのでしょう。
うどんは太めで色白な四角い手打ちうどん。量は少なめです。せっかくの手打ちですのに、茹でおきのせいか、味と香りは薄めでした。ここはやっぱり釜揚げで試してみるべきでしたね。
ダシは丸~い醤油味。黒い器なのでわかり辛いのですが、けっこう色は薄めの様です。ダシの種類は…?あれ?何だか全然わかりません。でも不思議に美味しいです。生姜とネギに抜群に合います。
たらいうどんには、一口サイズのなめたけご飯が付いて来ました。名前通り、なめたけの炊き込みご飯だと思います。
私、実はなめたけ好きなんです。ほんのりとした味付けで、あ~もっと食べたいなぁと思わせるお味でした。次はちゃんとしたサイズで頼もうかなぁ。
地道に丁寧にやられている印象の強いお店でした。個人的にはもう少し量が多いと嬉しいのですけれども、女性にはちょうど良いサイズなのかなぁとも思ったり。次は釜揚げを頼まねばですね。