宿題となっていた
「白河そば」を尋ねてみました。何でも立ち食いなのに、一ひねり効いた美味しい蕎麦やうどんを出してくれるお店なのですとか。お店は大江戸線、牛込柳町駅からすぐの大通り沿いにあります。
外観、店内共にまさしく立ち食いの風情です。しかし店頭の看板には「元祖塩だし そば ひもかわうどん」の文字が光り、自信を感じさせてくれます。
こちらは朝7時から営業されているそうで、通勤や通学途中の方に優しい営業時間になっています。
私がお邪魔した時は、客層は周辺で仕事をされているガテン系っぽい方が9割でした。15人程入れそうな店内はお昼入店でほぼスペース無し。うは、メチャメチャ混んでいます。
スペースの奥では大将と奥様でしょうか、忙しそうにお仕事をされています。こちらは注文方法は食券制ではなく、店員に注文をしてメニューを受け取るセルフ形式みたいです。
メニューはかけや月見などの立ち食い蕎麦屋さんのメニューがほとんどですが、釜玉など、東京の立ち食いでは考えにくいものも入っています。しかも味付けがナンプラーと書かれていますし…気になります。牛丼やカレーもあります。
釜玉も気になったのですが、こちらはダシが個性的との事で、今回はごぼう天を注文。ですがもう終わってしまったそうなので、最終的にかき揚げに変更。チャチャッと大将がうどんを温め直して出て来ました。
うどんはお店の説明によると「ひもかわ」だそうで、やや平打ちっぽい太麺です。モッチリモッチリしていていますが、味はそれ程感じません。ダシはお店自慢の塩ダシだそうで、確かに色が薄い!飲んでみるとダシの風味こそないものの、旨みと塩気を強く感じます。かきあげは揚げ置きで普通です。
メニューの組み合わせのせいかもしれませんが、麺、ダシ、具が三つ合わさった時の印象は、ズバリ「どんべえ」でした。もちろん、お店で作っている分だけどんべえより美味しいのですけれども^^;
一緒に頼んだのはきざみごはん。お揚げに鰹節、青海苔とかかり醤油で味がついています。ジャンクな感じですが、これは食が進みますね~。気に入りました♪
小梅やたくあんが食べ放題だったり、ダシも個性的でしたり、こだわりを感じさせる立ち食いという印象を強く覚えました。週末なのにお客さんが多く入っていたのも、それを支持する方が多い結果なのでしょうね。