マイミクさんから
「河童一」といううどん屋さんを教えていただきました。何でも以前はカレーうどんのお店だったのですが、最近は丼なども出す様になったとか。
初めて聞いた店名だったのでとても興味深く、この度お邪魔して来ました。最寄り駅は西武新宿線・新井薬師前。私は練馬から自転車で向かいましたが、駅の商店街の中にあるので、新井薬師前駅からも遠くはなさそうです。(追記:新井薬師から徒歩3分だそうです)
カウンターだけの縦に長い店内は、キャパ12人程でしょうか。棚には漫画や新聞が並び庶民的な風情を伺わせながらも、表の張り紙には素材への拘りが熱く書かれ、気合を感じさせます。
店頭には製麺機らしきものがあるので、おそらく自家製麺なのでしょうね。お昼1時の入店で先客なし。しかし後からどんどんお客さんが入り、出る頃には席の8割方埋まっていました。
メニューは「当店自慢」と書かれたカレーうどん700円から、を中心に、かけうどん500円から。月見やわかめなどのメニューに混ざって、きざみ、あんかけ、けいらん…と並ぶ所を見ると、京都うどんを標榜している様ですね。そういえばお店の冠も「上方饂飩処」でした。
今回は鶏肉入りカレーうどん700円を注文。5分程でサクッと出て来たものは…ぬお!すごい大きさです。新中野の「
四国屋」を思い出してしまいましたですよ。
うどんは細くて四角いもの。持ち上げようとすると腰はなく、ブチブチ切れます。この食感が、何だか乾麺っぽく感じるのは気のせいでしょうか?以前、恵比寿「
ひしや(閉店)」でいただいた京うどんとは根本的に食感が違いました。
実際に京都で京うどんを食べた事が無いのでわからないのですが、本場では一体どんな食感なのでしょうかね~。
ダシはスパイシーなもの。旨みよりもピリピリとした辛味を強く感じます。粘力が強いせいなのか、カレーダシがなかなか冷めません。とても丼が大きいのですが、それでも最後までダシが冷める事はありませんでした。
今回は名物との事でカレーうどんをいただきましたが、ちょっとこちらでは、普通のうどんのダシの方が気になってしまいました。次回は美味しそうな丼と併せて、そちらを頼んでみたい所ですね~。