所用で大阪に出掛けました。大阪は2003年末に行ったのが最後。約3年半ぶりです。
せっかくなのでうどんを食べて行こうと思い、地元に住んでいた友人にお薦めを聞いてみた所、難波の
「釜たけうどん」が美味との事。そんな訳で今回は、友人と難波へ直行です!
「釜たけうどん」は、会社員をされていた大将がうどん屋を食べ歩き、趣味が高じて開業してしまったうどん屋さんです。
しかも、開業された今でもうどん屋の食べ歩きは続いていて、その情報は随時ご自身のホームページにアップされているのだとか。筋金入りのうどん人なのですね。
お店は、こちらもうどんで有名な「千とせ」の角向かいにあります。時間帯によっては、両方のお店から行列が伸びるのだとか。今回は幸いな事に、日曜日のお昼時ですが30席程ありそうな店内は9割位の入り。並ばずに席に座る事が出来ました。
メニューはぶっかけ、かけ、生醤油など、讃岐なメニューが並びます。どれも大体700円以下の価格帯でリーズナブル。トッピングである、げそ天やちくわ天、半熟玉子の天ぷらなどもとても美味しそう。
今回は名物のちく玉天ぶっかけを注文。こちらは見込み茹でをしていらっしゃるそうです。で、10分程して出て来たそれは…うは、すっごい量!ちく天と玉子天も巨大です。
うどんは純白でとても太め。角は取れていて、ぐりぐりと捩れています。噛むともっちーりもっちーりとした食感。おおおおお、これだけ太いと固いうどんで出されるお店がほとんどなのですが、こちらはまさしく讃岐の柔らかさ。
おそらく食感を優先しているのでしょう。茹でるのに時間をかけているせいか、粉の香りはあまり感じられませんが、素直な甘みが舌を包みます。美味しいです。
ダシは甘めの濃いめ。ちく天はビックリする事に、ちゃんと魚の旨味が感じられて美味です。半熟玉子もトロトロと絶妙な熱の通し具合でした。
こちらは友人の注文した生醤油うどん。こちらはちく玉天ぶっかけよりもさらにうどんの量が多い!約500gはあるとか。
うどんの風味はこちらの方がより強くて楽しめます。そのまま食べても美味、すだちをかけただけでも美味、大根おろし、生姜、ネギを加えると…至福の味わいです。
個人的には、ぶっかけダシがやや甘めで、天ぷらなどを乗せると更に甘さが強くなるのが気になったので、生醤油の方が美味と感じました。友人も生醤油の方が好みなのだとか。
いやー、本当に美味でした!思わず友人に、これなら讃岐行く必要も無いなぁと口走ってしまった位です。良いお店を教えていただいて感謝感謝ですよ。
ここは是非とも、もう一度尋ねてみたいなぁ。