金曜日、AllAboutの記事を見て、神楽坂の
「蕎楽亭」にお邪魔して来ました。うどんも美味しい蕎麦屋さんだそうです。
神楽坂を上る途中で脇道に入り、細い道をしばらく進むとお店が見えて来ます。
ここは自家製粉で、自分の所で蕎麦粉を挽いているそうなのですが、なんと小麦粉までも自家製粉されているのだそうです。店舗で小麦粉を自家製粉されているって初めて聞きましたですよ。これは楽しみです。
照明は明るく綺麗でお洒落な店内。カウンターとテーブル席で25人程のキャパシティ。19時入店で店内満席。一席かろうじて、ど真ん中のカウンターが空いていたのでそこに着席。
客層は食事ではなく、飲みに来ている方がほとんどで、カップルや少人数のお客さんばかり。う、うぅぅ。ちょっと肩身が狭いです…。
メニューは一番安いものでも900円からとかなり強気の値段設定です。とはいっても、天ぷらが付かなければ値幅はそれほど大きくなく、1,200円位までで大抵のメニューが収まる様です。
天ぷらが付くと一気に値段が跳ね上がります。どれも安くはないのですが、鱧や稚鮎や白魚など、貴重な種物がいただける様です。うは、ギンポまでありますよ。珍しい!
その他のおつまみも、カウンターから作っている所が全部見えるのですが、どれも美味しそうでした~。お酒もこれまた美味しそうなものが揃っていました。
美味しそうに鴨焼きとだしまき玉子を食べる隣のカップルを尻目に、こちらは最初から麺一直線です。しかし合盛がほとんど値段変わらず提供されていたので、今回はそちらを注文してしまいました。めおともり1,000円。
10分程して出て来たうどんは一目見てビックリ。地粉の色をしているのに、透明がかってとても瑞々しいのです。農林61号をメインに使っているそうですが…こんな綺麗な農林61号のうどん、初めて見ました。
さらに食べてみて二度びっくり。粉の綺麗な香りがふんわりと鼻腔をくすぐり、さらにヒネていない素直な粉の風味と甘みが口に広がるのです。
えぇぇ!美味いよ!なんですかこれ!!今までに食べたうどんの中でもトップクラスの美味しさですよ。
確かに、蕎麦にしてもコーヒーにしても、挽き立てが一番美味しいですけれども…これが自家製粉の実力なのでしょうか?もちろん蕎麦も美味でしたが、それよりも今までにないタイプのうどんの美味さに身震いしてしまいました。
ダシは蕎麦とうどんでちゃんと分かれていまして、両方とも鰹がメインですが、蕎麦の方がより醤油強めでした。どっちも上品でうどんへの味の乗りも良く美味しかったです。
いやー、想像以上に美味でビックリしてしまいました。新規店でこんなに興奮したのも久しぶりです。
唯一問題点を挙げるとすると…やはり、夜一人では入りづらい事でしょうか?(笑)何人かでお邪魔するのをお勧めいたします!