JR四国の子会社で地元で店舗を展開している「めりけんや」と、NREこと株式会社日本レストランエンタプライズが提携して、2002年8月に東京に進出を果たしました。その一号店が、ここ恵比寿駅構内にある
「NRE&めりけんや」です。現時点で首都圏に合計6店舗が展開されています。
NREと言えば、JRの各駅に蕎麦うどん屋
「あじさい茶屋」を展開している事で有名な会社です。あのNREとめりけんやが駅構内という抜群の立地で、どういう味を出しているのか。気になって恵比寿店に食べに行きました。
店はJR恵比寿駅の改札にあるので迷い様がありません。店内は狭いですが入り口用と出口用でドアが分けてあり、最もスペースの無い入り口近くのカウンター周りには、お客さんが行かないでも済む様になっています。ここら辺のノウハウは流石ですね。
店頭のメニューを見ると、いつものかけうどんぶっかけうどんざるうどんに…おぉ、
駅構内なのに釜揚げうどんがあります。頑張ってます。ここでは各メニュー並大からサイズを選べますが、かけうどんのみそれに加えて「小」サイズがある様です。何でかけのみなのでしょうか?
かけうどん小を注文。カウンターのお姉さんが、目の前の変な機械にうどんの入ったテボを入れてから丼にうどんを移し、ダシをかけて渡してくれました。この機械、恐らく
うどんの水切り機だと思うのですが、そんなものまであるんですねぇ。面白いです。
小は本当に量が少ないです。ダシは昆布の風味(多分)を強く感じます。どちらかと言うとこのダシは讃岐より関西寄りだと思うのですが、これは関東の味覚に合わせているのでしょう。うどんは茹で置きでしたがわずかにコシが残り、ツルツルしていました。
正直値段は今のセルフ店乱立状態で比較すると高いと思うのですが、立地を考えると仕方無いのでしょう。釜揚げを注文したお客さんに、
茹で上がるまで時間が掛かりますと伝えていたのを見る限りでは、うどん屋として嘘をついている事も無さそうです。また一つ気軽に食べられるうどんの店が出来たなぁという感じです。