西武秩父の羊山公園で、綺麗な芝桜を見た帰り道。こちらの方に来る機会は滅多にないので、何処かうどん屋に寄っていこうと思い、ネットを探してみた所、3年前から宿題になっていた
「古都」がありますね…。
…行くのに勇気がいるんですよね。このお店^^;
しかし良いチャンスです。この機会に行かねばという事で、今回はこちらにお邪魔する事に決定~。西武池袋線の入間市駅で途中下車し、てくてくと歩くこと20分で、お店が見えて来ました。
ここは、3年前に初めてうどん好きな方々と食べ歩きに参加した際に、話を聞いたお店です。
それ以来色んな所で情報を見かけ、その度にいつ行こう、いつ行こうと機会を狙っている間にここまで来てしまいました。
ここは、どちらかと言えばうどん屋としてではなく、その盛りの多さで
その筋に超有名なお店なのです。いやー…ついに来てしまいましたよ^^;
店内は普通の町の蕎麦屋さんといった感じですが、座席数は多く、見えるだけでも座敷にテーブルで40人程は入れそうです。更に、お店の奥の方にも座敷がある様です。
12時半入店で6割ほど席が埋まっていました。
メニューは、うどん蕎麦、定食と分かれています。せいろで472円。たぬき、きつね、鳥なんばん、味噌煮込み…など、普通のお蕎麦屋さんで良く見られるタイプのものが多いですね。
定食類も大体700~800円台と普通のお値段です。…普通のお値段と言っても、普通のお店の基準でしたら、ですけれどもね^^;
とりあえず注文をして、何分位で出て来るかな~と落ち着きかけたら、いきなり突き出しで~すとおでんが出て来ました。
あ、そ、そうか。ここは最初におでんが出て来るのでした。話に聞いていてもビックリします。甘味噌で薄めの味わい。素直に美味しかったです。
そして5分程。注文した冷五目がやって来ました…
うわ、でかっorz 写真だと大きさがわかり辛いかもしれませんが、見た瞬間、たじろいでしまう位の大きさです。普通盛りで、おまけに麺類はお店の総量的には少ないという話だったんですけれども。
それでこの量かよ! 洗面器の様な丼の中にみっちりの具。何だか「
琴ひら」を思い出します。ただ、琴ひらの時は釜揚げなどだったのでうどんだけで良かったんですけれども、こちらは上に乗っている具の量が半端ではありません。
横からですとこんな感じ。高さがあるんですよね^^;天ぷら、キュウリ、山菜、蒲鉾と積み重なって山になっております。
うどんは中太でグニグニモチモチとした白めのもの。お、思ったよりも全然美味しいですよ。ズルズルズルッといただけます。
ダシは関東風。かけうどんの様になみなみと注がれていますが、これはつけだしに近い濃さですね~。甘めで、おまけに上に乗った天ぷらの油が浮いていて、ややくどく感じます。
上に乗った具材はどれも普通。天ぷらは海老やナスなど入って豪華ですが、揚げ置いているものっぽく冷めていてもったり。家庭の味という感じでした。ダシへの影響が大きかったので、出来れば別皿の方が良かったです^^;
もしゃもしゃ食べて、途中でこりゃヤバイかな~と思いつつも何とか完食しました。普通盛りなら何とかなるだろうと思いましたけれども、かなりキツかったです。げふー。
と思ったら、最後にコーヒーが出て来ました。
あ、そう言えば食べている最中に、アイスコーヒーかウーロン茶か聞かれた様な気がします…。食べるのに必死で忘れていました。しかし、ミルクを注いでくれるのは嬉しいんですが、かき混ぜてくれないんですね^^;スプーンもくれないし、仕方なくそのまま飲むしかなかったですよ。(良く考えたら、逆箸を使えば良かったんですけれども)
そして、一口飲んだ瞬間に胃が膨張。危うくとんでもない事になってしまう所でした^^;
味はいかにも町のうどん屋さん、といった家庭的なものでしたけれども、噂通りのコストパフォーマンスの良さ…といいますか暴力的な量でした。色んな人が、ここに行こうぜと良く誘って来る理由が良くわかりましたですよ。人を連れて来たくなるお店です。